2009
03
16

新しい証拠は?!

2009年3月15日(日)
遠出ができない状態が続くと、せめて近所の散策となるわけですが、こんな散策でも新しい発見があったりします。

我家の桜も蕾がだいぶ膨らんできました。
我家の桜(蕾)

暖かな午後、息子と柏市内の公園に出掛けてみました。
今日は、目的1)少し歩いて内臓脂肪をちょびっとだけ燃やすこと。目的2)どんな小さなことでも良いので、いつもの公園で新しい発見をすることです。


リンゴ枝(桜)

桜の蘖(ひこばえ)にはリンゴカミキリの幼虫が潜んでいます。
この公園ではあまり多く得ていなかったので一応確保。

リンゴ枝(桜)
こちらは、太枝の方に幼虫がいそうなため、写真のみ。

ルリタテハ
ルリタテハもふわりと出てきていました。

さて、レッドロビンの生け垣です。
レッドロビン
レッドロビンといえばルリカミキリですが・・・

レッドロビン(サッカーボール)
最初に見つけたのはサッカーボール_| ̄|○

レッドロビン(ルリ食害痕)
ルリカミキリは間違いなくいるようです。自宅近辺ではかなりの数を確認できるようになりましたが、肝心?の茨城ではあまり見掛けていません。

リンゴ枝(レッドロビン)
・・・で、確保できたと思ったリンゴカミキリ特有の斜めカット枝ですが、中の幼虫は蛹になったところで、☆になってしまったようでした。

ということで、[レッドロビンのリンゴ]確保は宿題のままでした。

2009/03/16 (Mon.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

2009
01
01

“るりぼし”宣言

“るりぼし37:茨城県のカミキリムシII”において、県内地域が明確に定義されていました。

そこで、2009年からはこれに倣い、今まで感覚的に県央、県北などとしていた地域区分を、“るりぼし37”に準拠した表記にあらためることにしました。

茨城地域マップ

『今更かよ!?』という為体で面目もありませんが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2009/01/01 (Thu.) Trackback() Comment(8) カミキリムシ

2008
12
29

極小るりぼし?

小さなルリボシカミキリです。
極小ルリボシかも
某雑誌に小さなルリボシの話題が載っていたので、『かなり小さいの採っててよなぁ』と、写真を見返してみました。この個体は'07年の夏秩父で得たものです。もちろんフィールドでは普通に元気に活動していました。
標本を出して計るのが一番ですが、奥に仕舞ってあるので、息子が摘んでいた同じ中指にメジャーを載せた写真を合成しちゃいました。角度と合成方法が悪いもののどう見ても15ミリに届きません。図鑑によると18ミリ〜となっているので、極小クラスであったことは間違いなさそうです。


悪戯していると、息子が標本を計ってくれ『14ミリだったよ!』とのこと。やはり15ミリには届いてませんでした。

2008/12/29 (Mon.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

2008
12
28

チャイロヒゲ????【写真追加】

<Dec.28.2008:PM> 羽脱口らしき写真追加しました。

ユズリハの食害状況を確認しに、茨城県をうろうろしました。

ユズリハチェック中
怪しい樹があると、見上げ、幹をチェックし・・・・

落ちた☆を探す
☆になった成体かせめてエリトラ(翅鞘)でも落ちていないか探し・・・
(もちろんそんなに簡単に見つかるわけはありません)

食害されたユズリハの幹
それらしい痕跡は・・・
食害されたユズリハの幹
あちこちに見られましたが・・・

食痕のあるユズリハの枯れ葉
葉の後食痕の形が今一つしっくり来ません。
食痕のあるユズリハの枯れ葉
???????

綺麗な真ん丸ですが、脱出口でしょうか?
チャイヒゲ羽脱口

更に完全に枯れていない葉にもホシベニカミキリやセンノキカミキリに似た形の後食痕が見られました。別種か、混生しているのか、狙いのチャイロヒゲビロウドのものなのか、結論が出せずにいます。シーズン中にチェックすれば済むわけですが、未経験の弱みを痛感しています。

気になってこの年末はきっと眠れません。まさかねぇ〜(^^ゞ

2008/12/28 (Sun.) Trackback() Comment(10) カミキリムシ

2008
12
18

[オオ]が無いとアオかミドリか

サイズがまったく違うのですが、こうして見ると、ちょっと迷う??

実際にはエリトラ(翅鞘)の点刻が相対的に大きいし、前胸背の瘤が
違うなど、間違えることは無いはずです。

オオアオとミドリ

ということは、ミドリカミキリが大きければ点刻は同じレベルなので、
間違いなくオオアオカミキリ並みかそれ以上の大型美麗種に!?
しかも身近ってところが素晴らしい。

え。多過ぎるとだめですか?

良いと思うんですけどねえ・・・

ちなみにミドリカミキリって個体によるサイズの偏りが少ないように
思います。
反対に、ルリボシカミキリは相当バラつきがあって、ミヤマホソハナ
並みの小さい個体が元気に闊歩してますから。

2008/12/18 (Thu.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2008
08
22

ブドウトラカミキリ

ブドウトラカミキリです。
ブドウトラカミキリ
秋口に山を歩くときは気をつけて見ていたのですが、なかなか出逢う機会がありませんでした。そんなカミキリムシが、まさか自宅のカーポートにいるとは。

良く似たクビアカトラカミキリに比べて前胸背がやや縦長なこと、肩口の模様がたすきを掛けたようにエックス型になっています。

できることなら茨城県で初遭遇したかったのですが、自宅なのでまあ次善ということで。

ご参考まで → クビアカトラカミキリ 

2008/08/22 (Fri.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

2008
07
15

トラフホソバネカミキリ

茨城県で初遭遇を果たすことができたトラフホソバネカミキリです。
トラフホソバネカミキリ
見事な造形で惚れ惚れしてしまいます。茨城ではそれほど多くはないらしく、初心者が狙って2年目で出逢えるのはラッキーなことかも知れません。

→採集の様子

2008/07/15 (Tue.) Comment(8) カミキリムシ

2008
06
21

アメイロカミキリ

6月21日午後
筑波山にいたアメイロカミキリです。
アメイロカミキリ
愛好家のみなさまの評価はともかく、我が家では3、4、5頭目を筑波山で確保しました。息子は筑波のクリで採った一頭も、明確に記憶していたのですが、私は茨城県北部(←『北茨城』としてましたが、北茨城市と紛らわしいため、修正させていただきます<(_ _)>)の一頭が印象にあるだけでした。何とも言えない美しい透明感のあるカミキリムシで、棍棒状の腿節や触角1節目が素晴らしいアクセントになっています。

筑波山も、つくば野もそろそろ潮時か、そろそろ中心を他に持って行こうか、という段になると何かプレゼントというか、人参がぶら下がります。それもまた我が家流。引越しでもしないかぎりは、迷いながらも少しずつ県南の蓄積ができたら良いんじゃないかな、と改めて思ったのでした。

2008/06/21 (Sat.) Trackback() Comment(3) カミキリムシ

2008
06
19

カノコサビカミキリ

まだ梅雨も明けていないに無事羽脱してくれました。
カノコサビカミキリ
カノコサビカミキリそのものは、晩夏〜初秋に掛けて、カラスウリを叩いたり掬ったりすると案外普通に採れますが、どうしても材から出したくて、昨年トライしたものの見事に失敗してしまいました。材(枯れ蔦)に幼虫がいなかったのではなく、乾燥での全滅でした。
材といってもマッチ棒の軸くらいの細さなので、乾燥も加湿も極端に影響が出てしまうようです。

それにしてもまだヤツメも見ていないのに

・・・早過ぎじゃないの?君ぃ!

2008/06/19 (Thu.) Trackback() Comment(6) カミキリムシ

2008
06
09

犯人は?

自宅近くの公園の多分マロニエ(セイヨウトチノキ)です。
セイヨウトチノキ

枝に連続して脱糞口のような穴が穿たれていて、枯れ進んでしまったものも何枝か見受けられます。同じ犯人かどうかは判りませんが、葉にも怪しい後食痕らしきものが何ヶ所か見受けられます。
セイヨウトチノキ
はてさて、一体何ナノか、何者なのか、それとも何でもないのか?ご近所でも興味津々なものは沢山あります。

2008/06/09 (Mon.) Trackback() Comment(3) カミキリムシ

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