2010
05
06

♪ヒラヤマコブハナカミキリ

なんと茨城県央で・・・

びっくりこき麻呂の!

ヒラヤマ
ヒラヤマコブハナ翅端
コブハナ
ヒラヤマコブハナ前胸
カミキリぃ!!!
ヒラヤマコブハナカミキリ

[アカハネムシにしては大きいな!?]
KEIZIが掬ったのは、な・な・ん・と
ヒラヤマコブハナカミキリでした。

地域的に殆ど報告の無いところだったため、ご案内いただいたみなさんもびっくりされていましたが、私はもう、びっくりこき麻呂であります(今年はもうチャンスが無いだろうと思っていました)。

ビギナーズラックも極まった感があります。

久し振りに採集記らしい採集記に纏められそうですが、歓喜の出逢いが多すぎて、支離滅裂になりそうな気配が濃厚です。えっ?いつも通り!?

ご指摘ゴモットモであります(∩_∩)ゞ

2010/05/06 (Thu.) Trackback() Comment(6) カミキリムシ

2010
05
06

♪クリストフコトラカミキリ

念願叶って・・・
それも茨城県で!

クリストフ
クリストフコトラカミキリ1
コトラ
クリストフコトラカミキリ2
カミキリぃ!!!
クリストフコトラカミキリ

生涯初遭遇を、茨城県で果たした・・・
クリストフコトラカミキリです

トラカミキリ族には強い思い入れがあります。
特に前胸背の丸いグループは無条件に好きです。
たとえば平地から山地まで広く多産するキスジトラカミキリも、さすがに手当たり次第採集することはありませんが、初遭遇の興奮の熱はまだ残っています。
なぜ?
多分トラフカミキリに魅せられているからです。
だからなぜ、トラフカミキリなの!?
判らないんですねぇ、これが。
でも見掛けるたびに愛着が強くなります。そして今回のように同族の魅力的なトラカミキリに新たに出逢うたび、相乗効果で好きになる。そんな幸せを味わっているところです。
今回は茨城県在住のKさんご兄弟に導いていただき、山間(やまあい)の伐採地で、興奮の逢瀬を経験することができました。
カミキリ愛好家の方々のSiteでその姿を見るにつけ、[今年はどうだろうか]、[来年はチャンスがあるだろうか?]と、悶々と過ごしていたのですが、ついに出逢うことができたのでありました。

ps:
それにつけても、今回の“ハイライト”は・・・
魅力的な[Homo Sapiens](妙なもの言いですんまへんm(_ _)m)との出逢いに尽きるのではないかと思えてなりません。念願だったKさんご兄弟と同行させていただいただけでなく、お二人を通じて、Wさん、Sさんという魅力的な方々にもお会いすることができました。

みなさんどうもありがとうございました<(_ _)>

2010/05/06 (Thu.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2010
04
26

ルリカミキリはまだ蛹でした

ルリカミキリが潜むヒメリンゴの枝です。
ヒメリンゴの枝
切り出し(左利き用なので裏写真ではありません。念のため)の刃は4センチほどです。枝の太さは煙草ほどで、ルリカミキリは10ミリほどの小型のカミキリムシです。そんな小さなカミキリムシですが成熟するまで、枝の中で2年を掛けます。

蛹室の下側です。
ヒメリンゴの枝(下から)
中央に坑道があり、結構大きめの木屑が詰まっています。

そっと割ってみました。
ヒメリンゴの枝を開いたところ
時期的にはもう成虫が潜んでいるかなと期待していましたが、蛹でした。蛹の大きさと比べると、木屑の大きさがお判りいただけると思います。

正面から・・・
ルリカミキリ蛹正面
まだ眼も色付いていません。

斜め前から・・・
ルリカミキリ蛹斜め前

背中から・・・
ルリカミキリ蛹斜め後ろ

カミキリムシは鱗翅類(蛾や蝶)のように蛹の期間は長くなく、完全に動かなくなる期間がありません。刺激すれば、腹部を反らせたり、腰を振るような動きをします。正しい表現ではないでしょうが、蛹という形態のある[不完全変態]のようなイメージで捉えています。

この小型で美しいカミキリムシがあちこちの生け垣で
初夏を彩るのも間もなくのことでしょう。

2010/04/26 (Mon.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2010
04
22

朴の木からアトジロサビカミキリ[Updated on Apr.22,2010]

18日に羽化したアトジロサビカミキリですが、
しっかりしてきたので、腹面を撮ってみました。
アトジロサビカミキリ腹面
左の頬の下あたりには、脱皮殻がまだ付いています。
多分触角を覆っていた部分のものと思います。

・・・[以下4月18日の追記]・・・

朴の木に潜んでいた幼虫ですが、
18日夕刻、部屋に戻ってみると羽化していました。
ほぼ予想通り?アトジロサビカミキリでした。
まだ完全に色付いていません。
アトジロサビカミキリ

  ・
2008年に羽化の様子を撮っていますので、
お暇な方はご覧ください。→こちらです
  ・


・・・[以下4月14日の書込み]・・・

朴ノ木の枯れて乾いた枝先に小さな幼虫がいまして。
拾ってきたのが2月のことでした。
朴ノ木の幼虫
今日覗いてみると、何やらお尻が見えます。
これは幼虫ではなく、蛹になっているなぁ・・

蛹室の入り口を拡げてみると、ぽとりと1センチに足りない蛹が落ちました。顔の形はサビカミキリ族のようにも見えます。やや触角が長い印象ですが、アトジロかナカジロ、そんなところかにゃあ。

さて無事に羽化してくれるでしょうか。

2010/04/22 (Thu.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2010
04
14

スギカミキリのお腹

先日登場したスギカミキリのお腹を撮ってみました。
スギカミキリ腹面
なぜにゃらば、暇だし・・・・他にネタもないからです。
と正直に告白してみる。。。

一見それほど毛があるのうには見えませんでしたが、やっぱりそれなりにケブカ君してます。なかなか大人しくしてくれないので、厚めに敷いたティッシュの上でパチリ。
スギカミキリ腹面
中胸腹板の中央に斜めにグレーの線が見えるのは彼のアブラ分が、フィルターについてこすれたからです。

腹側の写真を撮る時は平行なガラスがあれば良いんですけど、そのためだけに買うには平行平面ガラスってのはかなり高価なので、銀塩カメラ用のフィルターを使ってます。いわゆるヘーズカットの少し濃いめ、ややピンク掛かってます。
で、今回のように大人しくしてくれない場合は、ティッシュを布団にしてフィルターで“紙四方固め”を極めるのであります。写真では後肢をフィルターリングで押さえつけているように見えますが、脚をばたばたできるくらいの隙間は空いていますので、ふ節や脛節を痛める心配はありません。

後加工は、下にティッシュがあるので、そちらを白の基準にしてカラーバランスを誤魔化すことになりますが、それほど不自然にはならないようです。

2010/04/14 (Wed.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

2010
04
13

ナガゴマフカミキリの幼虫[Updated on May 06,2010]

※2010年05月06日
 予想通り?ナガゴマフカミキリが羽化しました。

邪魔にされることもあるというトガリシロオビサビカミキリです。
その幼虫が欲しくて、冬の公園に放置してあった、腐朽しはじめた
フジの整理枝をもらってきました。
カミキリムシの幼虫@フジ
トガリシロオビの幼虫が棲むには湿り気も多くて、腐朽が進み過ぎかな?と思ったのですが、何せ思慮も経験も浅薄なので、、カミキリムシの他にも、コガネかコクワかそんな幼虫も潜んでいたようなので、何か出るだろうし、うまいことトガリシロオビが出てくれたら嬉しいにゃあ・・・今年2月のことでした。

室内保管だしそろそろ蛹室を作る頃かと思って、昨夜覗いてみたら、大きいこと!25ミリほどはあろうかというくらいに大きなカミキリムシの幼虫がでました。
ま、どっちにしろフトカミキリで広い意味ではお仲間ですが、これはゴマフカミキリあたりになりそうな感じ。
いずれにしても無事成虫が出てくれれば、ひとつ幼虫と成虫の[絵合わせ]が完成するじゃん!?と、前向きに考えることにします。

2010/04/13 (Tue.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

2010
04
08

♪林檎のお尻・・・

リンゴカミキリの腹端部分です。
リンゴのお尻
まあ、横から見ると腹部の太さが歴然と違うんですが、リンゴカミキリの種類によって、そして雌雄で腹端の形が異なるので、見分けるポイントと言われています。
しかし実際には黒いので、肉眼では難しく、写真に撮ってもご覧の通り判り易いと言っていいものか迷ってしまいます。

多くのカミキリムシでは、♂の方が腹部は細いのが普通でして、リンゴカミキリもセオリー通りです。

リンゴカミキリ類では、腹端の黒い部分には種類と雌雄に特有の溝(窪み)がありますして、このリンゴカミキリ(所謂ただりんご)の場合

・♂の窪みはアーチ状ですが、♀は漏斗(ろうと)状で
 富士山のような感じになっているのがお判りいただけるでしょうか?
 (見難い写真で申し訳ありませんm(_ _)m)

ちなみに、この2頭は4月7日(♀)、8日(♂)と連続して羽脱したものでして、昨年の11月末に千葉県内の公園で幼虫の潜む枝を持ち帰り、室内保管していました。
屋外では桜が散り、葉もしっかり揃う初夏から出現します。

2010/04/08 (Thu.) Trackback() Comment(4) カミキリムシ

2010
04
07

工業団地のスギカミキリ'2010

今年も自分でキャッチした初カミキリはスギカミキリでした。
スギカミキリ
すでに4月3日に茨城県南でスギカミキリだけでなく、ハイイロヤハズカミキリにも出逢ってはいますが、いずれも息子が探してくれたもので、自分で見つけたのはこの個体が今年の野外お初ということになります。
熊谷郊外の工業団地の一角にある公園ですが、すでに立枯れも目立ち、食害の進んだ杉には多くの古い脱出口が残ってはいるものの、放棄してしまったようで、残り数本の杉で代を重ねているようでした。多分あと数年でこの公園からは姿を消してしまうでしょう。

さておき、関東では身近な春のカミキリムシで、まあ見飽きそうなものですが、前胸背に独特な模様があったり、完全に消失して全体が黒くなるものも含めて上翅の斑紋変異が楽しめるのも魅力で、[我が家的]に言えば[カミキリスイッチ]であります。

2010/04/07 (Wed.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2010
01
31

ヤツメカミキリの触角

いつもの冬以上に出掛けていないこともあって、
あてもなく写真の整理(ディスクの残りが2GBになってしまったので、主に削除作業です)をしていると、ふとヤツメカミキリの触角第3節の前端が白いことに気付きました。

ヤツメカミキリの触角

あまり気にすることもなかったのですが、これまでの写真を見てみると先端だけが白いものから半分以上白いものまであるものの、みな3節の前方が白いのでした。
普通にいて毎年見馴れているし、採集や撮影時に同定に迷うことも無いせいでしょうか、こういう省略はある種の[習熟]と解釈できなくもないのですが、[惰性]の側面もあって、見ているようで見えていないものの多いことにあらためて気付かされたのでした。

2010/01/31 (Sun.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

2009
12
31

寅年ってことで

2010年、待ちに待った?ってわけじゃありませんが、
寅年であります。
トラフカミキリ08802
トラカミキリ族大好きおやぢとしては
ちょっと嬉しい年回りなのであります。

果たして今年はどんな[トラ]に出逢えるでしょうか。

そんなこんなで、本年もちびちび更新して参ります。
どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

2009/12/31 (Thu.) Trackback() Comment(4) カミキリムシ

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