2009
10
29

CanonとNikonのバーサスな関係その2?

性懲りも無く両社の中望遠接写レンズの話しです。

Nikonの105mm“マイクロ”レンズです。
 → 製品情報
canon105micro
等倍以上をマクロ、等倍まではマイクロ、と明確な定義を
そのままカタログ表記にも使っているのは面白いところで
すが、世間的なカテゴライズでは“マクロ”です。

こちらはCanonの100mm“マクロ”レンズ。
 → 製品情報
canon100micro

Nikonのものは既にフィールドで愛用者も多く、かくいう
私もそのひとりで評価も高いです。一方のCanon製はこれ
から世に問われる意欲作。

スぺックは・・・・

どちらも開放がf/2.8、最小絞りがf/32

サイズはNが83×116mm、Cは77.7×123mm

重さはNが750g、Cは625g

気になる手振れ補正ですが、
Nは通常撮影で4段分、
近接撮影ではその効果が薄れますという注釈。

Cは通常4段、1/2倍時3段、等倍まで2段と
言い切ってしまう自信のスぺックになってます。

Canonの方は、角度ブレと呼べば良いのでしょうか、額に
ボディを当てて撮るので、レンズ先端だけが大きく動いて
しまうという、今までに補正してくれなかった動きにも効
くそうで、縦ブレ対策にはベリーナイスな印象です。

重いかどうかと言われると、どちらも重いですが、Nikonを
使い続けてきた私には100g+位の差は何でもありません。
問題は胴回りのサイズで、カタログ値だと1センチも違って
ませんが、写真をご覧になればお判りの通りCanonは見事な
[くびれ]があり、Nikonにはありません。
この手のレンズを付けて持ち歩くには、ボディに近いレンズ
鏡筒部分を掴むことが多いです。マニュアルでピントを合わ
せるとき違和感はあまり感じませんが、影響はありそうです。
ソフトボールと野球のボールほどの差があると思ってますが、
実際にはもっと差があるかも・・・

Nikonになぜ[くびれ]が無いのか、開発段階での拘りが強い
Nikonのことなので、発売当時の技術レベルでは何かしら譲れ
ない理由はあったはずですが、次はこの辺りをなんとかして
欲しいところではあります。

もちろんNikonに[くびれ]ができたからといっても、すぐに
買い替えるかと言うと・・・・

私の小遣いには余力が無いことは言うまでもありません_| ̄|○


2009/10/29 (Thu.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

2009
10
21

CanonとNikonのバーサスな関係

ライカのニュースに驚いていたら、国内2メーカーから相次いで
フルサイズ一眼のウルトラ高感度機が発表されました。
(1dmk4はAPSHで、フルサイズとAPSCの中間でした<(_ _)>)

 → NikonD3S
NikonD3S

 → Canon1Dmk4
Canon1Dmk4

兎に角(゜〇゜;)ビックリしたのは、その感度で

拡張モードでISO102400!
一瞬このニュースを伝えたサイトの誤植か!?と思ってしまいました。

だって、[じゅうまん(転んで)にせんよんひゃく]ですぜぃ!

超高感度領域はまったく同じスぺックですが、描写が気になります。
(どちらも実用域が一段と広がっているはずですけどね)


翻って画素競争は一段落したのか?どちらも次を狙っているのか?
定かではありませんが、そこを競い合うカメラでも無いみたいです。

ともあれ、cmosの歴史の長いCanonの方が流石に少し画素が多いですが、
両者ともに驚愕のスぺックであります。

このどちらかをメインに、ライカのフルサイズをサブに持ち歩く。
夢のようなデジタルライフが暮のボーナスで現実になるのだぁ!

・・・という夢でも見ながら寝ることにします。

2009/10/21 (Wed.) Trackback() Comment(3) 写真:カメラ・レンズ

2009
09
24

M9品薄!

レンジファインダー付きフルサイズデジタルカメラ!
これだけで十分衝撃的です。
しかもこれをライカが世に問うという、衝撃的なニュースが
発信されてからまだ時間も経っていません。
この77万7千円もするカメラに予約が殺到し、納期遅延告知が
出されているそうです。
LeicaM9

そもそも生産数も多くないはずですが、この魅力的なカメラに
それだけの価値を感じる方が少なくないということですから、
なかなか捨てたもんじゃないなぁ、と素直に喜んでいます。

  当然、私も十分価値があると思っているひとりですが、
  財布の中身が不十分なのも明確なのであります。

2009/09/24 (Thu.) Trackback() Comment(0) 写真:カメラ・レンズ

2009
09
22

580円の“ノクトソリューション”?

オートフォーカスで撮る虫の写真は微妙に後ピンになることが多いです。
例えば頭部だと複眼より大腮(あご辺り)の方が背景とのコントラストも
ハッキリしているからとか、複眼の膨らみ部分ではなく、周辺の顔との
境界を認識し易いからだろうと思います。
ピント位置の微調整は設定できるようになっていますが、条件によって
簡単に切り替えるのは難しそうです。

そのために、マニュアルフォーカスを利用するのですが、昼はともかく、
夜の森で撮るときはファインダー象はまず見えません。懐中電灯を手に
持ちながらの撮影となれば、オートフォーカスに頼らざるを得ません。

それでも、マニュアルフォーカスで使いたぁ〜い。
というわけで、フリーハンドで補助ライトに使えそうなので、帽子の
つばにクランプして使う小型のLEDライトを買ってみました。
LEDライト
つくば野の山新で580円でした。


ポップアップスピードライトのアーム部をクランプしたところです。
LEDライト装着〜1
ちょっと食い付きが怪しいのですが、レンズを選ばないのと、位置的にも
近過ぎず遠過ぎず、なかなか使えそうな印象です。


ケラレ対策に、前部を切り落としたレンズフードに付けたところです。
LEDライト装着〜2
105mmのレンズフードを加工して装着していますが、レンズによっては
ケラレや、被写体との距離が近過ぎるのが難点でしょうか。

いずれにしても、LEDは芯のある眩しさがあるので、虫によっては逃げて
しまう心配がありますが、この価格なのでまあ仕方ないかなと・・・・・

そもそも帽子を被って行けば済むことなんですけどねぇ

致命的なのは、もう夜の森のシーズンはお終いってことかも_| ̄|○

あ、部屋の電気を消して試した範囲ではオートフォーカスももちろん、
マニュアルフォーカスも快適でしたので、念のため。

2009/09/22 (Tue.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

2009
07
09

ひかりものからテスト、というか

D700で撮ってみました。

新しいレンズやカメラがやって来ると、様子見のために被写体にするのが
アオオサムシ、アオハムシダマシなどの[ひかりもの]です。

今回はたまたま手元にあったアカガネサルハムシです。
ケース内で乾涸びていたので、まずは“ハガロン”で軟化し、脚を開いて
みましたが、なかなか上手く開きません。
あ、ハガロンはあっという間に効果を発揮してくれます。上手く開かない
のは、あくまでも私の“心・技・体”が原因です_| ̄|○

それでは<試撮>をご覧下さい。
高感度を常用するつもりでいましたので、意味も無くISOは1600に設定。
どちらも1800×1200の範囲を900×600に縮小加工してあります。

MicroNikkor105mmVRの等倍撮影です。
アカガネサルハムシby105vr

AiNikkor28mmF3.5を逆向きにした拡大撮影です。
アカガネサルハムシby28rvs¥

D200と比べて、画期的な画質差はありませんが、レンズを逆向きにしても
明るく広いファインダーの見易さ、まさに別世界なのでありました。

今回もろくに説明書も読まずに撮りはじめてしまいました。
こうしてこのカメラもまた、だらだら使い続けるのだろうということは、
判り過ぎるほど判っていたはずですが・・・
ライブビューという機能があり、どうやら今回の標本撮りには良さそうだ、
ということは判ったのですが、結局手持ちですもんねぇ(。-_-。)ノ

2009/07/09 (Thu.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

2009
07
07

フルサイズきた━━━━(゜∀゜)━━━━!!!

ついに来たというか、戻れない一線を越えてしまいました。
D700

久々の[Made in JAPAN]一眼ボディです。
D700銘板
フル充電を待てずにシャッターを押してみました。
とても乾いた音がします。最近聴いたことのない音でした。
[あ、F2だ!!]銀塩メカニカル最後の名機、NikonF2。
初めてF2のデモ機を空打ちした時に感じた、あの乾いた感触を
思い出していました。(実際は違うと思いますハイ)

蛇足ながら、私がこういう思いきった買い物に走ると、選んだ
その機種は短期間にディスコンになる、という歴史があります。
まあ、価格、品質ともに十分こなれるのを待っているので、
当然と言えば当然なのであります。
このカメラは少し長生きしそうですけど、どうでしょうか。

少し前までキャッシュバックキャンペーンがありまして、
ほぼ、その差額分プライスダウンされていたものの、つまりは
差別化できないわけで、ショップ独自のオマケが2点。
D700メモリカード
[4GBメモリカード]って、今日日2+2ってのはどうなの!?
古いコンパクトカメラに使うことに決めました。
そうです私の主力コンパクト、今どきCFカードなんです。
時代を感じちゃいますよねぇ ( ▼▼)r

D700オマケ
なんだか怪しいポーチだなと思ったら、小型のバッグの
カバーでありました。(結構目立つし!)

D700オマケの中身
中身はこんなショルダーでした。
D700にメインになるだろうVR105mmを付けると、それで一杯。
ホントは別のキャンペーン用だったのかな?
でも思ったよりは使えそうなので、素直に喜ぶことにします。
ショップのおね〜さま、どもありがとさんです<(_ _)>

以下、私が準備していた小物というか・・・・雑品のご紹介。

300円ちょいで買った、ペットボトル保冷カバーです。
緩衝材入りのレンズポーチとして便利なんですね、これ。
55〜105AiMicroまでにはばっちり対応OK!
200のMicroは、三脚アダプターを外して少しお尻が出ます。
ペットボトルフォルダ
横に並んでるのは60mmAFです。

Loweproの長玉ポーチは、増灯用のストロボが2つ入ります。
これで、ポップアップをコマンダーにすれば、影も取れるし
ISOを上げておけば、それなりに自然に写るのではと期待中。
Loweproポケット

そんなわけで、これからマニュアルを開いてISO感度設定やら
ファインダーその他の基本設定をしてみます。

撮影結果はいずれまた(∩_∩)ゞ

2009/07/07 (Tue.) Trackback() Comment(0) 写真:カメラ・レンズ

2009
07
02

誘惑に勝てずポチン(∩_∩)ゞ

一目惚れして、ほぼ1年。

D700

ついにメーカーの思惑にハマり、ポチンとしてしまいました。

D700価格

価格もこなれ、10回払いもできると言うし・・・

D700電池

ほぼ死蔵してしまっていた、MicroNikkor200mm、55mm、それと28mmが28mmとして使えるだけでなく、D200と共通の電池が使えるので、予備電池を買い足す必要も無い。

D200購入時よりもこなれた価格もちょー魅力的でしたし、資産の活用もエコだし。。。。って、別にそんなことが決め手になったわけではありません。

フルサイズのファインダーが欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて・・・・

何かきっかけが欲しかっただけなのかも知れません。

私の懐具合だと、今回のトリガーは[現金価格で10回払い可、しかも長い取引なので保証人無し]という甘過ぎる条件提示でした。

さて、届いたら何を撮ろうかな????

最近出撃していないんですよねぇ〜〜〜〜_| ̄|○

2009/07/02 (Thu.) Trackback() Comment(4) 写真:カメラ・レンズ

2009
06
22

PENがキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!けど

新しい[OLYMPUS PEN]です。
OlympusPen

かつてハーフサイズ・ペンユーザだった私にはともて嬉しい発表でした。
コンパクトデジタルと一眼の間を上手く繋いでくれる、というかポケッタブルハイパフォーマンス機としての期待が高まります。

ハイパフォーマンスコンパクトにありがちな、押し出しの強いデザインは採用せず、[ペン]らしい、楚々としたカメラに仕上がっています。好感度抜群なのであります。

ただし

現状で残念な点がふたつあります。

準備されたレンズでは等倍撮影ができないこと。


そして最も残念なのは・・・・

欲しがる私の[懐具合]であります_| ̄|○

2009/06/22 (Mon.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

2009
05
15

すわ!D700に弟分か?!

なんと、D700のフルサイズセンサをD70のボディに強引にぶち込み、連写スピードなどには目をつぶって、コンパクトでリーズナブルな高感度を実現!これなら普段使いにも十分おっけー。
次のカメラグランプリはこのD700sで決まったにゃあ。。。
D700sDummy

・・・って、実際問題センサとペンタ部だけは
物理的にこんなに小さくできるはずないですね。

フィールドに出られない腹いせ?と、暇潰しにD70のロゴを悪戯してみました。

でも正直、もう少しコンパクトなフルサイズが出てくれるとホントに嬉しいんです。連写モードは使ったこと無いので、いっそのこと無くても良いです。

大きくて明るいファインダーと高感度さえあれば。。。だめ?

2009/05/15 (Fri.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

2009
05
08

MC55mmF3.5復活かも

昔のレンズが使えるものかどうか、あれこれ試しはじめました。
使えるカメラ(D200)を入手した時点で確認すれば良いのものを
今更やりはじめるという、為体ですが、まあいつものことです。

以下はJPEGで撮影し、ほぼ5分の1ほどに縮小加工しています。
露出もセッティングもあったものではありませんが、どの位まで
寄れるものか、ご参考まで。

MicroNikkor55mmF3.5 最短
MC55a

MicroNikkor55mmF3.5 レンズ逆向き
MC55rvs_b

VR MicroNikkor105mmAF 最短
105mc_a

MicroNikkor55mmF3.5 最短
MC55b

MicroNikkor55mmF3.5 レンズ逆向き
MC55rvs_a

VR MicroNikkor105mmAF 最短
105mc_b

カメラ内蔵のポップアップスピードライトをそのまま焚いてますので、
ケラレの状態もお判りいただけると思います。

ディフューザを使えば光も良くまわるし、マシなものになるでしょう。
必要なら補助光を焚けば、NikonFと共に山野を歩き回った55mmレンズの
活躍の場はまだまだありそうです。

モチロン露出もピントもマニュアルになります。
やっぱりフルサイズ一眼が欲しい・・・病気再発かも_| ̄|○

2009/05/08 (Fri.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ

calendar

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

search in this weblog

link

category

comments

[01/02 だんちょう]
[04/09 だんちょう]
[03/31 だんちょう]
[01/01 だんちょう]
[08/27 だんちょう]
[06/28 千秋]
[06/25 千秋]
[06/24 千秋]
[05/12 千秋]
[01/03 だんちょう]
[01/03 takao_bw]
[12/31 だんちょう]

recent articles

archive

profile

HN:
takao_bw
性別:
男性
職業:
former employee
趣味:
Photographing Japan

counter