2007
09
21
標本箱高いか安いか
盛夏を過ぎるころ、トーシロ採集者は閑になります。クロート閑なし、トーシロ閑だらけ。
ひとえに心技体の所為ですね。で、閑になってくると標本の整理が始るのですが、だいたい奥秩父方面、茨城方面のカミキリムシがこんな風に並んでいき、あっという間に定員オーバー。
『譲り合ってご乗車願いまぁ〜す!』といったって、限界はあります。
もともと長い触角が魅力的な昆虫群なので、我が家の標本は専門家に比べて触角には伸び伸びとしてもらってます。カミキリが中型まではまだ良いのですが、このように大型になってくると、途端に土地問題が持ち上ってしまいます。平均すれば一頭あたり100円に満たない投資で、数十年は楽しめるわけですが、夏から秋は箱代のピークとなります。
それともうひとつ、今シーズンからできるだけ針なし(エリトラに傷つけたくないだけですけど)にしているので、アングル付ける分だけ、特に小型種は少し不利になってます。始めるまではルリボシカミキリクラスが台紙に載るとも思えなかったのですが、昆虫のシェルはとても軽くできているようです。
2007/09/21 (Fri.) Comment(2) カミキリムシ
Genkaさま
コメントありがとうございます。左右は殆どゆとりがありませんが、上下はもう一列くらい行けそうです。
今シーズンの美麗種を息子が並べたところで、追加があれば、詰められそうです。これまでは、自由気儘に箱に入れていましたが、ラベルを総て付けはじめたのを機会に、ある程度纏めるようになりました。こうして並べてみるとフィールドでの出逢いも甦って、楽しいです。
takao_bw URL 2007/09/22 (Sat.) 19:28 edit