2008
05
19
ゴミ問題
撮像素子(の前のローパスフィルタ)のゴミです。
▲105ミリ(等倍まで)は、それほど目立ちませんが、
▼広角レンズを逆向き(拡大)にして撮ると芯が出て、黒子(ほくろ)のようにはっきりしてきます。今まで放置していましたので、そろそろ清掃の時期かもしれません。
自己責任で清掃しなくてはいけない訳ですが、ここまでくると、いずれやらなくちゃいけなくなるレベルですね。特に拡大撮影がきついです。
で、あれこれチェックしてみました・・・・
ブロアは安物でじゅうぶんです。高いものは内部にわざわざ細かな粉をまぶしている事があるそうです(まぢすか!?)。スプレーは噴霧するときに結露や最悪ガスそのものがローパスに付いちゃいますので、できれば使わないようにしますが、どうしても使うなら暖かい室内で、缶を傾けないよう、充分距離をとって使います。それから“ストロー”が飛び出さないように、注意します。ローパスに当たったら洒落になりません。
直にローパスに触る覚悟ができたら(それほど柔じゃありませんが、万一のときは機種によっては10万超の部品代を払う事になります)、清掃用スティックは柳箸(お節の時に使ったりしますね。無ければ割り箸でも可)をシルボン紙を巻き易いように平らに削って使います。シルボン紙は使い捨て、拭いたそばからアルコールが揮発してすぐに見えなくなる位の量とスピードで拭くというより、撫でる感じです。小鳥の背中をそっと撫でるようなイメージでしょうか。虫屋さんなら展翅した蛾や蝶の鱗翅の表面に付いた埃を刷毛でそっとぬぐい取るより、ほんの少し力が加わる程度。ローパスはカメラの中にありますから、スティックは立てて使う事になります。何もしなくてもスティックの重さが掛かりますから、慎重に何回かに分けてくるくると中心から外に向かって円を描くように・・・・
ちなみに写真の下に写り込むゴミはローバスの上にあります。
初期のデジタルカメラはともかく、最近の良くできた(高級?)ローパスには拭き上げ作業のことを考えて、周辺のどこかに“逃げしろ”(プロでもあった方が楽ちんなので)を持っているものもあるそうです。
そんなわけで、道具が揃ってません。
まずブロアを探してぱふぱふからです(^_^)ゞ
2008/05/19 (Mon.) Trackback() Comment(0) 写真:カメラ・レンズ