2011
09
15

♪近ごろのコンパクトの質感は

赤塚不二夫さんの誕生日の前日、東京を歩く機会がありました。久し振りにAKB-YDC(秋葉ヨドバシ)を覗いてみると、コンパクトカメラの百花繚乱ぶりにびっくり。質感も悪くありませんし、あの[ホルガ]も、デモ機の裏ぶたが外れていたりして、見事にコンセプトを体現したようなな存在感だし!?
Leicaは別格なので置いときますが、国内各メーカーの質感が上がっているのには驚きました。特に印象に残ったものと、どうしても触れてみたかったカメラのご紹介です。

<PentaxQ>
PentaxQ
ペンタックスは大型と小型にそれぞれ魅力的な商品を持つ希有な会社(ブランド)です。これは銀塩時代からも変わらぬ伝統なんでしょうか?
これは、玩具のように小さいレンズ交換式のカメラですが、見た目の高級感もしっかりしていて安っぽさがありません。持った感じも小さな割にじんわりとした量感があって好ましいものです。センサーも小さいのが玉に瑕で、私のサブ機になることは無さそうですがすが、写真専門サイトの画像を見る限り、同じサイズのものとしては、上質です。マニアな人だけじゃなく、こういうものをおしゃれに楽しめる女子にも好まれるかもしれません。是非成功して欲しいモデルです。

<NikonAW100>
NikonAW100
中身はしっかりしているものの、意匠に関しては、いかにも武士が内職で張った提灯のようなコンパクトを作って来た感のあるNikon(ごめんちゃい)も、ここ数年とても上手になりました。
この水陸両用はとても良くできています。重々しくなく、軽々しくなく、それとなくヘビーデューティーで、しっかりタウンユースもOKな感じです。何色かありましたが、すべて質感は良かったです。私的には、センサーサイズがも少し大きければ、サブカメラとしてこれ一台でいけるんですけどね。

<RicohGXR>
RicohGXR
圧倒的な存在感というかオーラというか、やはり二回りくらい大きな質量を感じさせます。これはマニアには好いだろうなぁと思わせます。撮像素子とレンズをセットに交換するというコンセプトもナイスです。さすがに本気のコンパクトを、本気で作り続けてきたブランドだけのことはあります。

<FujiFinepixX100>
FijiFinePixX100
ファインダーが予想以上に[普通]だったのが意外でした。普通というのは違和感が無く、極めて使い易いということで、[凄い技術なんだぞぉ]というこれ見よがし感がまったく無いということで、この辺は“Fuji”開発者の良心を感じさせてくれるところです。[カメラ好きが作ったんだなぁ]、と納得のいくカメラです。個人的にただひとつ残念なのは角を取った外観です。Leicaに似てしまうのと、コスト(角の張ったプレスってのは大変です)の問題かも知れませんが、この辺は作り手も残念だったろうなぁ、と勝手に同情してしまいました。

一度は振り切った誘惑のはずなのに。。。
またまたあれこれ迷いだしてしまった、東京散歩でした。

2011/09/15 (Thu.) Comment(0) 写真:カメラ・レンズ

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