2009
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CanonとNikonのバーサスな関係その2?
性懲りも無く両社の中望遠接写レンズの話しです。
Nikonの105mm“マイクロ”レンズです。
→ 製品情報
等倍以上をマクロ、等倍まではマイクロ、と明確な定義を
そのままカタログ表記にも使っているのは面白いところで
すが、世間的なカテゴライズでは“マクロ”です。
こちらはCanonの100mm“マクロ”レンズ。
→ 製品情報
Nikonのものは既にフィールドで愛用者も多く、かくいう
私もそのひとりで評価も高いです。一方のCanon製はこれ
から世に問われる意欲作。
スぺックは・・・・
どちらも開放がf/2.8、最小絞りがf/32
サイズはNが83×116mm、Cは77.7×123mm
重さはNが750g、Cは625g
気になる手振れ補正ですが、
Nは通常撮影で4段分、
近接撮影ではその効果が薄れますという注釈。
Cは通常4段、1/2倍時3段、等倍まで2段と
言い切ってしまう自信のスぺックになってます。
Canonの方は、角度ブレと呼べば良いのでしょうか、額に
ボディを当てて撮るので、レンズ先端だけが大きく動いて
しまうという、今までに補正してくれなかった動きにも効
くそうで、縦ブレ対策にはベリーナイスな印象です。
重いかどうかと言われると、どちらも重いですが、Nikonを
使い続けてきた私には100g+位の差は何でもありません。
問題は胴回りのサイズで、カタログ値だと1センチも違って
ませんが、写真をご覧になればお判りの通りCanonは見事な
[くびれ]があり、Nikonにはありません。
この手のレンズを付けて持ち歩くには、ボディに近いレンズ
鏡筒部分を掴むことが多いです。マニュアルでピントを合わ
せるとき違和感はあまり感じませんが、影響はありそうです。
ソフトボールと野球のボールほどの差があると思ってますが、
実際にはもっと差があるかも・・・
Nikonになぜ[くびれ]が無いのか、開発段階での拘りが強い
Nikonのことなので、発売当時の技術レベルでは何かしら譲れ
ない理由はあったはずですが、次はこの辺りをなんとかして
欲しいところではあります。
もちろんNikonに[くびれ]ができたからといっても、すぐに
買い替えるかと言うと・・・・
私の小遣いには余力が無いことは言うまでもありません_| ̄|○
2009/10/29 (Thu.) Trackback() Comment(2) 写真:カメラ・レンズ
蘭丸さま
お付き合いいただき有り難うございます。
85mmはAPS-c向けでちょうど使いやすいあたりを意識したのかなぁ〜、と思ってます。
f値は最近の高感度=好感度路線のカメラならコストも抑えられるし、ってほど単純じゃないでしょうけど
短くて近いレンズ、欲しいです(∩_∩)ゞ
魚露目のような極端なことは望みませんが、芯がしっかりして奥行きの撮れる接写レンズがあると便利なんですけど。あまり需要は無いんでしょうか?
takao_bw URL 2009/10/30 (Fri.) 23:17 edit