2016
07
02

キンケハラナガツチバチ(♀)_16617a

キンケハラナガツチバチ(♀)_16617a
Kinke-Haranaga-Tsuchibachi( female )
A kind of Scoliid Wasp in Kashiwa city, Chiba, Japan.
[ Campsomeris prismatica Smith, 1855 ]
ツチバチ科ハラナガツチバチ属

キンケハラナガツチバチの♀がクリの花にやって来ていました。

ハラナガツチバチは良く似ていますので、よく見掛けるといわれる3種の同定方法を記します。
★雌雄
  同定前に雌雄をはっきりさせておくことが肝要
  ・♂の触角は♀の倍程の長さがあるので、ひと目で雌雄が判る
  ・♂の腹節の方が数が多く、腹部も細い
  ・腹節に見られる黄帯は♂はしっかりと色付いて見えるが、
   ♀は毛束が黄帯に見えるようで、黄帯そのものは確認できない(ことが多い)

☆キンケハラナガツチバチ
  ♀でも30mmは超えない
  ・♀の頭部~胸背部に明瞭な金毛(キンケ)が確認できる
  ・♂はオオハラナガツチバチに似ているが、腹部黄帯が背面だけでなく
   腹面にも明瞭に確認できる。対してオオハラナガの♂では腹面の黄帯が
   非常に細く見難いか、側腹部のみで中央からは消失している

☆オオハラナガツチバチ
  ♀は30mmを超える大きなツチバチ
  ・♀の腹部黄帯(状の毛束)は3本(キンケ♀は4本)
  ・♂はキンケハラナガツチバチに似ているが、腹部黄帯が背面だけ目立ち、
   腹面の黄帯が細く見難いか、側腹部のみで中央からは消失している
   対してキンケハラナガツチバチの♂では腹面にも明瞭に確認できる。

☆ヒメハラナガツチバチ
  最大でも25mm未満(20mm超えるハチなら大きく感じるけどね)
  頭部~胸背部にかけて毛深くない(特に黄色~褐色の毛は見当たらない)
  ♂♀ともに、翅端が黒っぽい
  ♀なら翅端が黒っぽい
  ♂は胸背後半に黄斑がある


露出プログラム: 絞り優先
露出時間: 1/800
フラッシュ: フラッシュ発光せず、強制発光モード
F ナンバー: 8
レンズ焦点距離: 105
35 mm 換算レンズ焦点距離: 126
ISO スピードレート: 800
測光方式: 分割測光
ホワイトバランス: ホワイトバランス自動
レンズモデル: AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
画像入力機器のモデル名: NIKON D800E

2016/07/02 (Sat.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

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