2024
11
22
クロマダラソテツシジミ・黒斑蘇鉄小灰蝶_24y01a
Kuromadara-Sotetsu-Shijimi
Cycad blue in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Luthrodes pandava (Horsfield, 1829) ]
syn.[ Chilades pandava (Horsfield, 1829) ]
鱗翅目(Lepidoptera)シジミチョウ科(Lycaenidae)ヒメシジミ亜科(Polyommatinae)
駐車場に植栽されているソテツにいた、ご近所初遭遇なクロマダラソテツシジミ(性別不明)です。
翅の表側が見えれば青色部分の占める割合で判断できますが、裏面だけだと私には無理です。
それと翅が透けていて模様も判り難く『ウラナミシジミ』も頭を過ぎったんですが、ソテツに止まっていることと、古い友人から表裏それぞれの違いについてアドバイスも貰い、次回からは迷わずに済みそうです。
ソテツに著しく依存する美しいシジミチョウで、近似近縁種もいますが尾状突起を持っており、他に橙色班/黒点、小黒点、波状紋をすべて持つことでツバメシジミやウラナミシジミと識別できるようです。
高温期~低温期と気温変化によって色や斑紋が少しずつ変化します。
元々越冬北限が台湾と言われていて、近年は南西諸島などでの定着も指摘されているらしいのですが、千葉県北部で確認しており、少なくとも越冬北限が高緯度化しているように感じます。卵から成虫までの期間が短く、毎年世代を重ねながら北上しているとされていますが、関東圏での越冬を完全に否定できない記録も出始めているようで、情報の更新をチェックしたいところです。(2024年秋記す)
※
学名は Chilades pandava 表記が多いですが、2023年現在 Luthrodes pandava が提唱されているそうです。
(ウィキペディアでは Chilades pandava がシノニムになってますので、それに従っています)
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2743/クロマダラソテツシジミ・黒斑蘇鉄小灰蝶_24y01a
2024/11/22 (Fri.)
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鱗翅目/蛾・蝶
2024
11
22
ボケ・木瓜_21726
Boke
Flowering quince in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Chaenomeles speciosa ]
バラ科(Rosaceae)ボケ属
ボケの実が膨らんでいました。
クサボケの実に似ていますが、背の低いクサボケの実は『地梨』とも呼ばれ形は似ていますがずっと小さいです。
子供の頃騙されて地梨を齧ったことがありますが、口が曲がるほど渋くて往生しました。ボケの実もそのままでは食用にできないそうです。
樹高1~2メートルの落葉低木で、中国原産のマボケ(真木瓜 [ Chaenomeles cathayensis ])の栽培品種です。
色彩に富んだ美しい花を咲かせます。
良く似た在来種クサボケ(草木瓜 [ Chaenomeles japonica ])は、樹高が1メートルに届かず、根本から多数が立ち上がり、遠目では繁茂した様子が草叢のように見えます。
<Exif部>
撮影日: 2021/07/26 10:57:15.22
モデル名: Nikon 1 V3
レンズ: AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR
絞り値: f/4.5
シャッタースピード: 1/500秒
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 800
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2742/ボケ・木瓜_21726
2024/11/22 (Fri.)
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植物
2024
11
08
ヤマボウシ・山法師・山帽子_21712
Yama-Boushi
Japanese dogwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Benthamidia japonica ]
ミズキ科(Cornaceae)ミズキ属
梅雨が終わる頃ヤマボウシの実が目立つようになります。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2740/ヤマボウシ・山法師・山帽子
2024/11/08 (Fri.)
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植物
2024
10
26
ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21712
Rakuu-Shou
Bald cypress in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Taxodium distichum (L.) Rich. ]
ヒノキ科(Cupressaceae)ヌマスギ属(以前はスギ科)
梅雨の頃を過ぎるとラクウショウの実が膨らんできて、メタセコイアとの違いが判り易い季節になります。
落葉針葉高木で、水に強く、根本が水に浸かっていても問題なく生育できるので、公園の水際にも多く植栽されていますが、通常の土壌でも生育します。なお、水際では気根と呼ばれる呼吸根が出てきます。メタセコイアに似ていますが、枝振りや葉の生え方(メタセコイアは対生、本種は互生)で見分けられます。
ご参考:メタセコイアの実
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2739/ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21712
2024/10/26 (Sat.)
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植物
2024
09
22
<熟私的な Macな 備忘>
※MojaveとSonoma の実例ですが個人の備忘ですm(_ _)m
★
Time Machine でバックアップをさせようとしても
『バックアップの準備中』のまま10分以上待たされ
いらつくことがある(通常は数分以内にプロセスが進む)
<参考:バックアップが進行している時のTime Machine画面>
そんなときは・・・
★★
基本待つ 30分は待つ! 待てなければ再起動して
作られかかったバックアップファイルをファインダーで削除
(ゴミ箱に移すときに管理者PWD入力を求められる)
更に再起動して バックアップに再チャレンジ
★★★
それでも駄目なら待つ 待てば海路の日和あり で待つ
不安ならアクティビティモニタでディスクへのリードライト状況をチェック
ネットワークデータの遣り取りは無い、もしくはそれよりもディスクアクセスが明らかに大きいことを確認して、ちゃんとリードしていたら待てば必ずバックアップが始まると信じて待つ
(チェックする場所:バックアップ作業時の画面ではない)
それでも二進も三進もイカなかったらディスクが正常であることを確認して
再フォーマットして、フルバックアップを新しく取得する。
それでも駄目なら・・・ディスク買い替えよう・・・
ともあれ、こういうことも起こるので、バックアップは最低二セット準備が吉
最近のWindowsを知らないが、MacのTime Machineは信頼度が高く
しれぇ〜っと復旧できるのでいざというとき使えると信じて良い
OSのアップグレードや新しいマシンへの乗り換えでも、データ移行をバックアップからすると
♪調子をそろえてクリッククリッククリック!♪ でサラッと終わらせてくれる
特にマシンの移行はネットワーク経由の Mac to Mac よりも確実で、当然のようにアプリ互換チェック(インストールされない)もされる。
何より古いマシンからでも、速いディスクへのバックアップからだと新しいマシンのスピードが活きるので速い!
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2738/Mac Time Machine が『準備中』から進まない
2024/09/22 (Sun.)
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Macな日常
2024
08
01
セイタカアワダチソウ・背高泡立草_23x20a-b
Seitaka-awadachisou
Canadian goldenrod in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[Solidago altissima L.]
キク科(Asteraceae)アキノキリンソウ属
秋の日差しにセイタカアワダチソウが爽やかでした。
オオアワダチソウに似ています。
オオアワダチソウは背が低く1.5メートルほどですが、セイタカアワダチソウではその名の通り、大人の背丈を超え、2メートル超えは普通で、肥沃な場所では3メートルを越えることもあります。花期も違っていて、セイタカアワダチソウ咲く頃にはオオアワダチソウは終わっています。
セイタカアワダチソウは、茎に毛が密生していてザラザラ(葉も触るとザラつく)で、花穂の先端は針葉樹の樹冠のように上に向かいますが、オオアワダチソウの茎はスベスベ(葉に触ってもザラつき感がない)で、花穂の先端は曲がります。
花弁も違っていて、舌状花の舌片の長さと幅の比が10:1程もあろうかというほど細いのがセイタカアワダチソウ、オオアワダチソウは5~4:1程度でいかにも菊っぽい花弁で、明らかに幅を感じさせます。
触れることができれば茎のザラザラを確認するのが手っ取り早そうです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2737/セイタカアワダチソウ・背高泡立草_23x20a-b
2024/08/01 (Thu.)
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植物
2024
08
01
近所の公園ではカミキリムシに食害されたユズリハがあります。
食害の程度にもよりますが、良い塩梅に樹液が出ているものも何本かありまして、そこにはコクワガタやノコギリクワガタがやって来たりします。
この若いユズリハは既に食害されていて、写真左上にクワガタが張り付いています。
まだ内歯も発達していない中型のノコギリクワガタの雄が頑張っていました。
私の気配で落ちたんでしょうか?足元には内歯も確認できるくらいの少し大き目のノコクワ雄がいました。
・・・・まさか小型の彼に負けたんじゃないよね、君ぃ!?
ともあれ、カラスなどに捕食される危険のある真っ昼間に、そこそこのサイズのノコギリクワガタが餌場を争うのは、公園全体に『樹液酒場』が少ないんだろうと思います。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2736/昼間の公園でノコギリクワガタ
2024/08/01 (Thu.)
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鞘翅目/甲虫
2024
07
31
メタセコイア・曙杉・水杉_21630
Metasekoia
Dawn Redwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Metasequoia glyptostroboides ]
ヒノキ科(Cupressaceae)メタセコイア属(アケボノスギ属)
※以前はスギ科に分類されていました
公園に植栽されているメタセコイアの実が膨らんでいました。
中国原産で生きている化石とも呼ばれており、高さ50メートルになることもある落葉高木で、枝は対生または対生状に付き、葉は短枝に対生して付きます。
各国各地の公園に植栽されていて、日本では水辺に植栽されることの多いラクウショウに似ています。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2735/メタセコイア・曙杉・水杉_21630
2024/07/31 (Wed.)
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植物
2024
07
18
セグロアシナガバチ・背黒脚長蜂_21630a-c
Seguro-Ashinagabachi
A kind of Paper wasp in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Polistes jokahamae ]
膜翅目(Hymenoptera)スズメバチ科(Vespidae)アシナガバチ属(Polistes)
公園のヤブカラシに来ていました。
20~26mmほどでアシナガバチとしては大型です。
関東近県では普通に見られ、秋も深まると公園の木の幹に雄蜂が一頭ずつ陣取っているのを見ることができます。腹部の黒帯はモンスズメバチのように波打って見えます(個体差あり)。
スズメバチ属に比べて攻撃性は弱く、危険性は低いですが、身近で数も多いためかアシナガバチの中では被害件数が最も多いと言われます。人の目の高さくらいにも営巣するので、注意が必要です。
ほぼ同様のサイズと攻撃性を持ったキアシナガバチに似ていますが、前伸腹節(感覚的には胸部最後部の逆円錐部)背面に一対の黄色い斑紋があるのがキアシナガバチ(やや小型のヤマトアシナガバチも同様の斑紋あり)で、本種には斑紋が見えません。
・・・なので『背黒』?
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2734/セグロアシナガバチ・背黒脚長蜂_21630
2024/07/18 (Thu.)
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膜翅目/蜂・蟻