2009
05
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竹の秋・麦の秋・・・そして竹の春
[麦秋]というのは夏の季語だそうです。
旧暦だとそういうことになるんでしょうか?
この写真を撮った翌週の行田ではすでに刈り取りもはじまっていました。
一方こちらは春の季語らしいのですが・・・
[竹の秋]もそろそろ終わろうとしている小薮です。
多くの筍を作り、一気に生長させるエネルギーを取られるためでしょう、竹の色が一旦黄ばんだようになり、勢いも衰えて見えます。
やがて若竹がしっかりと葉を開くと、竹らしい元気を取り戻し、秋に掛けては緑緑した葉が風にそよぐ姿を見せてくれる、というわけです。
こんな元気な状態を[竹の春]と呼び、秋の季語だそうです。
楽しいなぁ・・・
伯父は市井の俳人でしたが、こんな風に季節を楽しみ、慈しんでいたことでしょう。
2009/05/26 (Tue.) Trackback() Comment(0) 植物