2007
12
03

結果おーらいのブロイニングカミキリ

羽化直前のブロイニングカミキリです。
ブロイニングカミキリの蛹
振り返ると、今年のゴールデンウィークに秩父に出掛け、楽しい思いをしたのが、随分と前のような気がします。その最終日に拾った材からブロイニングカミキリが羽脱し、初物ということを除いても、その美しい姿に嘆息したものです。
冬本番を迎え、材の整理をしていた息子から『材から蛹が落ちた』と緊急連絡が入り、週末に戻って、撮ったのが11月22日(写真下側)でした。で、大分色づいてきて、期待を持たせるようになってきたのが、翌週12月1日(写真上側)です。触角の長さなどから、トホシ系だと嬉しいなあと話していたのですが、本日12月3日見事『ブロイニングが孵った!』と緊急メールが届いたのです。
やた!!・・・ですが、成体の撮影はまだなのです_| ̄|○
(週末にしか自宅に戻れない単身赴任のもどかしさ、ご理解いただけますでしょうか)

2007/12/03 (Mon.) Trackback() Comment(7) カミキリムシ

Comments

名前
メールアドレス
URL
コメント
PASS  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Genkaさま
息子の話しだと樹皮下に食痕が入っているそうです。
蛹も樹皮をめくったら落ちてきたそうですので、蛹室も樹皮下の浅いところに作るのではと思われます。
写真は次の記事に追加させていただきます。

takao_bw URL 2007/12/08 (Sat.) 01:05 edit

採集状況の解説ありがとうございます。沢沿いに落ちている枯枝だったんですね。今まで沢沿いは本格的に探したことはなく、もっぱら尾根沿いでした。どうりでサワグルミとの遭遇すらかなわないわけです。明日、もし余裕があれば探してみたいと思います。

Genka  2007/12/07 (Fri.) 20:42 edit

トロピカルさま

mixi見ました。
ちょいとねぇ・・・
科学園が見事に無くなって、毎週のように通っていた国府台も今はすっかり宅地になってるらしいし、やりたいことがあっても出来ないのも事実で、現役には可哀そうな状況があるにしても、いただけませんね。確か昨年のOB会の時点ではYの息子が現役の部長だったはずだけど、代替りしちゃってるんだろにゃあ。

それから、真冬の羽化ですが、結構多いみたいですよ、材の中で羽化してそのまま越冬するカミキリムシ。そして季節が良くなると、出て来ます。今回は室内保管だったので、少し早まっていると思います。カミキリの蛹はチョウのそれと違って、不動の時期が無いように思います。蛹化し立ての頃は腹部をぐるぐると動かす動きがあるのは、蝶と同じです。その後、蝶は動きが止まるわけですが、カミキリの蛹は黒化が始っても動きを止めません。色が強くなってしばらくすると、腹部を動かす動きだけでなく、胸から上を前後に揺するような動きが始ります(息子は羽化が近くなると出てくる動作ではないかと言いますが、そう考えて不思議はないと思ってます)。今回はそんな動きを始めて直ぐに羽化していたというわけですが、他の種類でも同じなのかどうか、いろいろと見て見たいことがまた増えてしまいました。

随分長いRes.になってしまいましたが、別嬪さんにはつい長話になってしまいます・・・
オヤジ世代の悪い癖ってことでお許しを、えへへ(^。^)

takao_bw URL 2007/12/05 (Wed.) 23:22 edit

Genkaさま
じごまるさま

“パキタ採り”で賑わう例の峠のずっと下の方、まだ舗装路で、携帯も繋がるあたりの沢沿いでした。サワグルミが並んいましたので間違いないと思うのですが、落ち枝でそれなりに枯れが進んでいたため、断言は出来ません。(近くに桜も少しありました)沢筋なので、上流から流されて来た可能性もありそうです。

そこで、5月連休に拾った落ち枝(最初の一頭は蛹が落ち、仮蛹室で)から数日のうちに“白線”の個体(5月4日)が出まして、同定に迷いましたが、池修さんのページで小楯板の形などのヒントがあり、助かりました。最終的には少し黄みを帯びましたが、数日後ヤマブキ色の鮮やかな個体(5月6日)も出てくれました。

今回の羽化(12月3日)は、拾った時に既に産卵されていたものが育ったものと思っています。まだ色を見ていないのですが、息子によると“白線”とのことでした。

ご参考に5月の羽脱個体です
http://insectk.web.fc2.com/im5h1/im5h3/broiningml07504b.html
http://insectk.web.fc2.com/im5h1/im5h3/broiningfm07506.html
“白線個体”に黄みがついてきたころの前胸背
http://homepage.mac.com/takao_bw/.Pictures/closeup2/broiningzenkyo07540.jpg

takao_bw URL 2007/12/05 (Wed.) 23:16 edit

おめでとう御座います。
ブロイニングカミキリには、まだ縁がありません。標本を頂いて持ってるのですが、是非とも活きてるブロイニングの画像が拝みたいです。
楽しみにしてま~す。
因みに、どんな環境でどんな材から出るのですか?鶯色が、素敵だろうな~って想像しちゃいます(^^♪

じごまる  2007/12/05 (Wed.) 17:00 edit

ブロイニング、良いですね。まだ生きている姿を見たことがありません。この時期の羽化脱出だと、何を後食させるかが問題になりそうですね。どんな材から出てきたか、可能ならば教えていただけないでしょうか?

Genka  2007/12/05 (Wed.) 09:38 edit

こんなに寒くなってきたのに、孵化して大丈夫なんですか?生命力の強さですね。

ところで、マイミクさんである「ヤス」さんの日記に生物部のことが書いてありました。
読んでいて悲しくなりました・・・
それで、つい先輩にご報告。
部員でもいろいろな人がいるようです。

先輩も無理して風邪などひかないように、お気をつけ下さい。

トロピカル  2007/12/04 (Tue.) 18:37 edit

Trackback

Trackback for this entry:

calendar

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

search in this weblog

link

category

comments

[01/02 だんちょう]
[04/09 だんちょう]
[03/31 だんちょう]
[01/01 だんちょう]
[08/27 だんちょう]
[06/28 千秋]
[06/25 千秋]
[06/24 千秋]
[05/12 千秋]
[01/03 だんちょう]
[01/03 takao_bw]
[12/31 だんちょう]

recent articles

archive

profile

HN:
takao_bw
性別:
男性
職業:
former employee
趣味:
Photographing Japan

counter