2008
04
28
エゴで鴫で、象な虫[updated]
案外身近なようで、結構久し振りだった
エゴシギゾウムシでした。
4月27日はネジロカミキリ、キクスイカミキリが出ていないだろうかとつくば野を散策してみましたが、見事に振られ、『リトライだね』などと話しながら、散策を続けたところ、整理されたエゴの切株に菌類が繁殖してオレンジの海のようになっているところがありました。水揚げの良いミズキの切り株もよくこんな風になりますが、ここにふわりと降り立ったのがエゴシギゾウムシでした。燕尾服のような模様は上から見るとカタカナの『エ』です。右触角を失っていましたが、元気に歩いていました。正面から顔を撮りたかったのですが、そっぽを向かれてしまったのは残念。
結局カミキリムシはゴマフカミキリ(この場所では初)、ヒメスギカミキリのみでしたが、羽化後間も無いと思われるウバタマムシを見ることができました。ここでは松類が減っており、残った樹への薬剤投入が激しいためか、しばらく出逢いが無かったので、嬉しい再会でした。
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そんなこんなで、その時の様子など
2008/04/28 (Mon.) Trackback() Comment(2) 鞘翅目/甲虫
嘴系ではハイイロチョッキリだけはクヌギの落ち枝を持って帰れば簡単に育つし、成虫も良く見掛けますが、シギ象虫君達は(それだけ探してるわけじゃないから?)案外見つからないですよね。今回も偶然でした。ツバキシギの長ぁ〜〜〜〜い口吻、また見たいなぁ、と思っとります。
takao_bw URL 2008/04/29 (Tue.) 10:34 edit