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ブロイニングカミキリ羽化後の様子

羽化後落ち着いてきたブロイニングカミキリ
ブロイニングカミキリ
2007年12月3日 息子がコンパクトデジタルカメラで撮影してくれたものです。

こちらは、12月7日に撮影
ブロイニングカミキリ
前胸背の帯の色が黄みが強くなってそれらしくなっています。
横から見ると艶やかな印象もありますね。
ブロイニングカミキリ

出て来た材で、鉛筆程度の太さです。
ブロイニング羽脱材
5月には親指サイズの枝からも出てきたそうです。

2007/12/08 (Sat.) Trackback() Comment(3) カミキリムシ

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キバラヘリカメムシも既に通過?

南方系と思っていたキバラヘリカメムシ
キバラヘリカメムシ
昆虫達の北上が続いています。
知名度抜群のメジャーリーガーなら、ナガサキアゲハ、ツマグロヒョウモン、AAAではモンキアゲハ(旧聞になりますね)、メスグロヒョウモンも既に茨城を北上しています。AA、A級になると思われるのが、先日のビロウドハマキやこのキバラヘリカメムシでしょうか。
キバラヘリカメムシは腹部と腿の美しい黄色と茶のコントラストが見事な大型のカメムシですが、2007年11月24日柏市郊外の住宅地(公園トイレの壁)で撮影しました。

2007/12/07 (Fri.) Trackback() Comment(2) 半翅目/亀虫・蝉

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結果おーらいのブロイニングカミキリ

羽化直前のブロイニングカミキリです。
ブロイニングカミキリの蛹
振り返ると、今年のゴールデンウィークに秩父に出掛け、楽しい思いをしたのが、随分と前のような気がします。その最終日に拾った材からブロイニングカミキリが羽脱し、初物ということを除いても、その美しい姿に嘆息したものです。
冬本番を迎え、材の整理をしていた息子から『材から蛹が落ちた』と緊急連絡が入り、週末に戻って、撮ったのが11月22日(写真下側)でした。で、大分色づいてきて、期待を持たせるようになってきたのが、翌週12月1日(写真上側)です。触角の長さなどから、トホシ系だと嬉しいなあと話していたのですが、本日12月3日見事『ブロイニングが孵った!』と緊急メールが届いたのです。
やた!!・・・ですが、成体の撮影はまだなのです_| ̄|○
(週末にしか自宅に戻れない単身赴任のもどかしさ、ご理解いただけますでしょうか)

2007/12/03 (Mon.) Trackback() Comment(7) カミキリムシ

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案外奇麗なままのハンミョウ標本

ハンミョウ標本
色褪せしそうな割に奇麗なままのハンミョウの標本です。
秋口につくばの北で群れているところを数頭採集しましたが、思ったよりも色褪せず、美しい姿を残してくれています。

2007/11/26 (Mon.) Trackback() Comment(4) 鞘翅目/甲虫

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いただきものの超美脚

息子が標本の整理を進めていまして、折角なので写真も撮ろうと物色しました。
少し前にもえびさんにいただいたミドリセンチ、ルリセンチ、オオヒョウタンゴミムシが圧倒的な存在感で眼に飛び込んできました。何葉か撮りましたが、光り物の中でもミドリセンチやルリセンチは特に難しく、感動的な色を出すのは至難の業といえそうです。照明か多灯スピードライトシステム買っちゃおかな・・・
ともあれ、まずはジャブ程度、前脚(前肢)のアップです。ご堪能下さい。

ミドリセンチの左前脚
ミドリセンチ前脚

オオヒョウタンゴミムシの左前脚
オオヒョウタンゴミムシ前脚


ジックリ見直してまた惚れ込んでしまいました。
あらためてお礼申し上げたいと思います。
もえびさま、どうもありがとうございました。

※口器も凄まじく魅力的ですので、いずれまたアップさせていただきます。

2007/11/23 (Fri.) Trackback() Comment(0) 鞘翅目/甲虫

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北限だったのか?ビロウドハマキ(ビロードハマキ)

ビロウドハマキ
みんなで作る・・・によると、北限らしいビロウドハマキ(ビロードハマキ)
息子が、月刊むしを見て『ビロードハマキ』が載っていたといい、みんなで作る日本産蛾類図鑑などにも新治あたりが北限のような記載がありました。
知らなかったなあ・・・この写真、ほぼ同じ緯度の雪入で2005年に見掛けた交尾個体です。
私が歩き回るのは、舗装路+αの範囲でしかありませんし、結構見掛けましたので、今は更に北限が伸びているんじゃないでしょうか。ナガサキアゲハもとっくに柏にも来ているし、写真取れませんでしたが、つくば野でも見てます。やはり報告する人が少ないんでしょうね。メスグロやツマグロヒョウモンもかなり北にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!って感じだし、アサギマダラのようなセレブにならないと、なかなかタイムリーな分布情報は得られないのかも。モンキアゲハはどこまで行っちゃってるんでしょ???

2007/11/23 (Fri.) Trackback() Comment(2) 鱗翅目/蛾・蝶

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Discoverおやじ(ゴマフカミキリ)

オヤジと呼ばれることの多い、ゴマフカミキリです。
いつも近くにいるけれど、なんだか煙たい存在で、しばらく会っていないと、たまには会ってもいいかもね、そんなカミキリムシなのかもしれません。良く見るとなかなか姿も形も良いカミキリムシだと思うんですけどねえ・・・ということで、たまにはちゃんと見てみようかな。

上から
ゴマフカミキリ
斜めから
ゴマフカミキリ
頭部
ゴマフカミキリ
左前脚(前肢)脛節から先
ゴマフカミキリ
左中脚(中肢)と後脚(後肢)
ゴマフカミキリ

いかがでしょうか。これからも(ま、どっちにしてもマニア垂涎、珍品、地域限定素材は持ってないという事情があるわけですが)、フツーとかアタリマエのカミキリムシをじっくり見直してみようかと考え中です。

2007/11/19 (Mon.) Trackback() Comment(2) カミキリムシ

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トチノキは残った・・・その理由

トチノキ
久し振りに生物部時代の先輩にお会いしました。高校で2つ上といえば1年坊と3年生なわけで、それはそれは偉い方なのであります。生物部は野外活動も多く、天幕を背負って山に入ったり、薮に突入したりとある程度の気力体力も必要で、先輩の威厳はある種運動部的でもありました。
そんな先輩ですが、後輩の面倒見もよく、当時からみなに慕われていました。
今は埼玉県で郷土資料館の学芸員をされています。その先輩に『お前はまだ虫やってるのかぁ。良いことだよなぁ〜』などと話しを振ってもらったので、年に1〜2回くらい奥秩父で採集をしていることを話し、ふと『道路の真ん中をわざわざ分けて広げさせて残している大きなトチノキがありまして(某林道に埼玉県側から入られた方はご存知のはず)・・・』なんて話題も出したところ・・・
『栃の実は遺跡からも出ることもあるし、あちこちで飢饉の度に栃の実で命をつないできてるんだよなぁ』
なるほど、眼から鱗でした。単純に八百万の神、御神木というよりもっと生活に密着した歴史があったようです。先祖代々からの命の恩人、仇や疎かにはできるはずがありませんね。

2007/11/17 (Sat.) Trackback() Comment(4) 自堕落な日常

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ナガゴマフカミキリ

ナガゴマフカミキリ
2007年9月1日つくば野での出逢いでした。ここでは毎回まず見掛けないことはない、“ありふれた”カミキリムシです。季節終盤でスレの多い固体の中、まだ美しい虫体を保っていました。
柔らかな光の中での一葉は、『ああ、このカミキリムシも実はとても美しく愛おしく生きているのだ』と小さな生き物達の素晴らしさにあらためて気付かせてくれました。
50年以上生きててこれですもんね!?

2007/11/15 (Thu.) Trackback() Comment(0) カミキリムシ

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届いちゃったんだなぁ

コガムシ上科図鑑
発注するかどうか、迷っていたのですが、カミキリ情報館の池修さんがお声を掛けてくださったインセクトフェアで、未製本でしたが見本を展示してありまして、(食糞群のできも良かったので当然でしょうが)あまりの美しさに決心がつきました。
カミキリムシでこれだけのことをやったらとても手が出る価格にはならないでしょうが、トラカミキリ族やトホシカミキリ族など族別に少しずつならなんとか・・・などと妄想のような希望のような気分が湧いてきます。
そもそもインセクトフェアなどという華やかな場所には気後れが強くて近づいたこともなかったのですが、今年は池修さんにお会いしたい一心でお邪魔しまして、その他にも多くの昆虫マスターの方々とお会いでき、さらにそんな方達がとても気さくなことも知り、なかなか実り多いイベントでした。

さて、図説の話しに戻りますが、ぱらぱらとめくってみると、コカブトの雌雄を同定ミスしていたようです。こんな役立ち方をするってのも問題なんですが、お陰で放置せずに済みそうです。
といことで、これから早速修正作業に入ります。
他にもありそうだにゃあ_| ̄|○

2007/11/12 (Mon.) Trackback() Comment(9) 自堕落な日常

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