2008
01
21
今年初羽脱の栄誉はヒメクロトラカミキリでした。プラケース内で、自分の映った姿に対峙しているのかいないのか、小型種とはいえ、ぼやけた写真になってしまいました。
先日ブロイニングカミキリが羽化しましたが、こぼれ落ちた蛹が『羽化』したわけで、今回は同じ奥秩父の材からの『羽脱』でした。
冬に冷え込みの激しいところでは、室内保管に環境が変化すると一気に外に出る準備が進むようです。シーズン中は良く見かける小型のカミキリムシですが、こうして出てくれると嬉しいものだということを実感したりします。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/102/初羽脱は平々凡々ヒメクロトラカミキリ
2008/01/21 (Mon.)
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カミキリムシ
2008
01
17
一眼レフカメラのオマケ機能で、案外使っているようで使っていなかったのがレンズの前後をひっくり返す方法です。1000〜2000円位のアタッチメントリング一つで、どのメーカの一眼レフでも面白い写真が撮れます。
ただし、入門向けデジタルカメラの場合は注意が必要です。レンズとの通信ができないと、シャッターも押せなくなることがありますので、説明書は確認しておきましょう。
特に、短めのレンズを逆向きにすると、拡大撮影が可能になります。
最近は蘭丸さんの影響をモロに受け、あれこれ悪戯をしている最中なのですが、私のレベルでは、前玉を外してしまうなどという大胆で、面白すぎる加工にはまだまだ度量が足りないのか、蘭丸さんが暴挙?(蘭丸さんごめんなさい)に過ぎるのか、楽しく拝見するのみです。
私のメインターゲットになっているカミキリムシの場合は、小さいといっても 5ミリ位はあるので『ちょっと試してみましたぁ』のレベルでなんとか太刀打ちできちゃうので助かってます。
さて、作例をご覧ください。以下リサイズなし、中央部トリミングです。
(写真の品位、ライティングは無視してご覧くださいね)
腕時計のローレット部@105MC最短距離(等倍までのマイクロレンズ)
同上@Nikkor28mm逆向き。画像の左右幅は2.5ミリほどになります。
アオハムシダマシの頭部@105MC最短距離
同上@Nikkor28mm逆向き。
いかがですか?
一眼レフカメラと短焦点のレンズをお持ちの方は、リングひとつ買い足すだけで拡大撮影の世界に突入できます。
えっ? 持ってないからカンケイネェ?
そんなこと言わず、次は一眼レフ買っちゃってください。日本のデジタル一眼は、どれでも世界遺産的な素晴らしさを享受できます。ハイ。
等倍以上の撮影ですが、カメラ付属のポップアップスピードライトを使っています。それでもケラレていないのは、レンズ逆向きの効果によって被写体までの距離が稼げているからです。
ただ、ピント合わせも辛く、絞りはすべてのデジタルカメラで(多分)自動も半自動も効かないなどの制約もあります。昆虫写真の場合はフィールドよりも標本写真など、室内で活躍してくれそうです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/101/前と後ろの微妙で楽しい関係
2008/01/17 (Thu.)
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写真:カメラ・レンズ
2008
01
15
寝る前の押っ付け仕事だし、ピンもズレてるし、
いい加減もほどほどにしろって写真になってしまってますが、
それなりに違いは出るようです。
今回も被写体は、手元にある虫体では多分一番厄介な、アオハムシダマシ君です。
レンズはMCNikkor105mmで、最短距離でポップアップスピードライトで撮ってます。
で、上から順番に
【1】補助具は何も使ってません
▼
【2】ファイルの敷居になっていた、半透明の多分塩ビ系の板を
レンズ先端位に立てたもの
▼
【3】DV袋をざくっとスピードライトに被せました
▼
【4】プラ板(田宮0.3mm)をフィルターリング一に立てたもの
何もしないものが、それほど目茶目茶にならなかったのは
撮影距離が稼げたからではないかと思います。
自分の中では、
♪:DV袋は常に持ち歩く
♪:プラ板の装着方法を簡単になるように工夫して
できるだけ持ち歩く
♪:室内では、光の“まわり”を工夫する
という方向で、ほぼ結論は出てるんですが・・・・
それじゃあ、悪戯するにも面白くないので、
春までに時間をかけて、あれこれ遊んでみます。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/100/あやしい参考(散光)試し取り
2008/01/15 (Tue.)
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写真:カメラ・レンズ
2008
01
14
そういえば今年は子年でしたね。
ねずみ年ならひとつくらい新しいねずみが欲しいところです。子供の味方のくせに、怪しげな正義感振り回して、やけに肖像権にうるさい西洋のキャラクターは私の趣味じゃないし・・・そもそもハナからそんなのかんけいねぇ、わけでありました。
そう、やっぱりずばりマウスでありますね。
私の場合、仕事と遊びで毎日10時間以上LCDの前にいるわけで、コンピューティングの命はインターフェイスってことになります。モニタ、キーボード、マウス(パッドも)などはとっても大事なんです。
アップル純正も持ってるんですが、ワンボタンだし、効率悪いので、新品同様の透明度を維持したまま机の中に鎮座しております。で、結局旧型ですがロジクール(案外使いやすくて職場内シェアも高いです)をひとつ開けました。ワイアレスも試したのですが、バッテリの重さが負荷になるので、殆どのスタッフが有線マウスにもどっちゃいました。
でも、マカーな私としては、やっぱりこれが欲しいところでして・・
驚くほど多機能らしいし、そもそもマイティマウスってAppleらしいネーミングなのかそうでもないのか?微妙なところではありますけど。レンズ買ったばかりなので、可処分臍繰りもありませんが、一番の問題は対応OSでして、私のPower Bookは当然のごとく×。
そんな私にとってのマイティマウスと言えば、昔からこれです。
OS9時代からずっと愛用しているUSBオーバードライブ!!。
シェアウェアで、確か2000円ちょいを支払ったと思うんですが、以来10年以上もまったく問題なくどこのマウスを付けても、何事も無かったかのように多機能に使えます。もともとMacはマウスを複数つけても、どこのものをつけても黙って使えますが、USBオーバードライブを入れてからはドライバを使ったことがありません。
昔ぁ〜しのラムダブラーほどでは無いにしても、ご愛用者は多いんじゃないでしょうか。
ファインダーポップってのも良かったですが、今はどうなってるんでしょ?
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/99/ねずみ年なので何かひとつは欲しい!
2008/01/14 (Mon.)
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自堕落な日常
2008
01
13
久し振りに MADE IN JAPAN の文字を見ました。
精密な商品でも初期から数ロットを終え、品質も安定してくると
海外生産に移行する商品が増えているみたいです。
こいつは、発売から大分立ちますがEDガラスを使っているからなのか
まだ国内生産を続けているようです。
確かにまだこの硝材は熔解段階から特殊な管理が必要だからかにゃあ??
虫の試写はいずれWeb Siteで・・・・・
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/98/じゃぱんめいど
2008/01/13 (Sun.)
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写真:カメラ・レンズ
2008
01
12
以前品川方面に通っていたこともあり、友達も少しいました。
アオカミキリや少し前のルリセンチ、このアカアシオオアオカミキリと、アオモノの写真を撮り直していて、ふと『青物横丁』という駅名が頭に浮かびました。
ふと浮かんだ単語や、耳に入ったフレーズから、突然懐かしい場面や友達の声が甦ることってありませんか。50を過ぎると良くあるんです、こんなことが。
品川から大井町あたりはスキー仲間と良く会ったところで、住んでいる“野郎”も“女子”も何人かいて、オフシーズンには偶然出会ったり、ふらりと訪ねたりしていた懐かしい界隈です。みな元気にしてるかな?
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/97/青物横丁・・・
2008/01/12 (Sat.)
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カミキリムシ
2008
01
11
夏に持ち帰ったアオカミキリの標本です。
まったく色褪せることなく、見事な輝きを維持しています。
息子はメールアドレスにこのカミキリの名前を使うほど気に入っている様子。
トラフ好きの私はtorafu_bwとかにすれば良かったかな。Xylotrechusだとちょっと凝りすぎだろうにゃあ。ともあれ、何度も撮ってみたい被写体です。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/96/衰えることのない碧い魅力
2008/01/11 (Fri.)
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カミキリムシ
2008
01
10
ブチヒゲとイガブチヒゲで迷い中の、●■ブチヒゲハナカミキリです。
※ 無礼な話しですが
カミキリ情報館の掲示板にも問合せさせていただいております。
お許しください。
真上からの写真と・・・
東海大出版会の日本産カミキリムシ、図解検索の一部引用画像を
追加させていただきました。
図の左側がイガブチとあります。脛節は間違いなく思え、頬と口器のバランスもそう見えてきています。もう一度立毛も確認したいところですが・・・
標本に対面できるのは2週間後です。^_^;
奥秩父産なので、両方棲息していることは間違いなく、2種の経験があれば良いのですが、初採集種のため、比較ができず迷宮に突入してしまいました。
ただいま、<K-Chat> にお知恵拝借を願っているところですが・・
1)後脚(後肢)脛節は明らかに扁平でイガブチの♂
2)前胸背の立毛は長く多いような気もするのですが、これも比較対象なし
3)眼に比べ頬が短いような気がするのですが、ブチヒゲはもっと短いのかどうかも不明
1)以外は、相対論的な識別点ですが、だからこそ迷いが生じてしまうってこともありまして、しばらくの間、もがきつつも楽しめそうな雰囲気です。
写真は気に入ってるんですけどねぇ〜
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/95/君の名は?【写真追加】
2008/01/10 (Thu.)
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カミキリムシ
2008
01
09
コバルトブルーとマットブラックのコントラストが美しルリボシカミキリですが、その触角の造形美もご覧の通りです。
普段気に掛けることの無い第一節(根元の黒い棍棒状の節)も、粋な姿をしていました。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/94/日の本いちのヒゲ自慢・・・ルリボシカミキリ
2008/01/09 (Wed.)
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カミキリムシ
2008
01
08
2006年夏奥秩父で得られたコバネカミキリです。
短い翅鞘と、特に後脚(後肢)の脛節は『カマキリか!』というくらいに尋常じゃなく幅広で、印象に残りました。
正月早々ナカジロサビカミキリの標本を撮影する機会があり、同じ箱に入っていたコバネカミキリにもチョッカイをだしたのですが、エリトラ(翅鞘)全体にある入り組んだレリーフ模様と黒い翅端のコントラストが絶妙に魅力的です。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/93/コバネカミキリ標本
2008/01/08 (Tue.)
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カミキリムシ