2011
06
25
♪キイロスズメ
キイロスズメ[Theretra nessus (Drury, 1773)]
スズメガ科ホウジャク亜科
『あなたぁ〜。大きな蛾が止まってるんだけど!』
『ちょっと待って、今カメラ出すから』
『テッセン食べてるのこれ?』
『・・・いや、違うと思うなぁヤマイモとかじゃないかなぁ』
『裏にヤマイモあるし、そこかぁ・・・』
ということで美麗スズメガは無罪放免、
お咎め無しということで一件落着でありました。
しかし、鉄扇にぶら下がって鉄棒?片逆手で???
跗節(ふせつ)の割に、爪が思いっ切り小さいんですね。
2011年06月19日
露出プログラム: マニュアル
露出時間: 1 / 160
ストロボ発光せず
F ナンバー: 10
ISO スピードレート: 800
測光方式: 分割測光
ホワイトバランス自動
レンズモデル: AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
画像入力機器のモデル名: NIKON D700
・・・で、よこからの写真を見てふと気になったのが、これです。
左右ともにありまして、どうやら何か意味のある器官のようです。
これは“保帯”という翅の連結装置で、後翅から出る刺(翅刺)を受けるフックだそうです。
それと、これはオスの場合で、メスではフックの代わりに毛束を持っているとか。
twitterで[mothprog]さんがコメントをくれたのでありました。
▽
http://twitter.com/#!/mothprog
どうもありがとうございました<(_ _)>
虫の世界は知れば知るほど[不思議]と[面白い]が広がるのです。
普通、専門知識が増える、つまり[判った!]や[なるほど]が増えると、
[何故だろう]や[へぇ〜!そうだったのかぁ(゜〇゜;)]が減っていく、
つまり新鮮度が下がると思われがちですが、
少なくとも虫の世界ではそういう心配はなさそうです。
かくして昆虫少年の瞳の☆はいつまでも光り続けるのであります。
2011/06/25 (Sat.) Comment(0) 鱗翅目/蛾・蝶