2010
04
08
♪林檎のお尻・・・
リンゴカミキリの腹端部分です。
まあ、横から見ると腹部の太さが歴然と違うんですが、リンゴカミキリの種類によって、そして雌雄で腹端の形が異なるので、見分けるポイントと言われています。
しかし実際には黒いので、肉眼では難しく、写真に撮ってもご覧の通り判り易いと言っていいものか迷ってしまいます。
多くのカミキリムシでは、♂の方が腹部は細いのが普通でして、リンゴカミキリもセオリー通りです。
リンゴカミキリ類では、腹端の黒い部分には種類と雌雄に特有の溝(窪み)がありますして、このリンゴカミキリ(所謂ただりんご)の場合
・♂の窪みはアーチ状ですが、♀は漏斗(ろうと)状で
富士山のような感じになっているのがお判りいただけるでしょうか?
(見難い写真で申し訳ありませんm(_ _)m)
ちなみに、この2頭は4月7日(♀)、8日(♂)と連続して羽脱したものでして、昨年の11月末に千葉県内の公園で幼虫の潜む枝を持ち帰り、室内保管していました。
屋外では桜が散り、葉もしっかり揃う初夏から出現します。
2010/04/08 (Thu.) Trackback() Comment(4) カミキリムシ
しまちゃんさま
まさか!?リンゴマイスターのしまちゃんさんが
今年は採取してなかったんですかぁ!?
お陰さまで、探し方が判ってきたので身近な、季節のお土産のように愛でることができるようになりました。ハイ
takao_bw URL 2010/04/09 (Fri.) 23:28 edit