2010
04
01
東京タワーとスカイツリーを結ぶ!?
あの石原知事がまたまたとんでもない構想をぶち上げたらしい。
なんと、東京タワーとスカイツリーをロープウェイで結ぼうというのだ。
IOC委員の現地視察に合わせて完成させ、開通式の最初のゲストし、上空からの視察をしてもらおう。そこで委員をあっと言わせ、一気に誘致を決定的にしようという狙いとか。
無論、先端技術を用いたとしてもふたつのタワーを直接結ぶのは無理で、途中150メートル級の中継塔5〜8本を経由し、現在の東京タワーの展望台直下から、スカイツリーのほぼ300メートル地点を結ぶのだという。
中継塔には既存の橋脚やビルなどを用いることで工期短縮と、コストダウンも計れるんだそうである。中継するビルにとっても、スタビライザーのような効果があって、心配された耐震性などはむしろ向上するらしい。つまり、大規模災害の際は、水上バスとともに貴重なエスケープルートまで確保できる理屈である。なるほどにゃあ。
大型のゴンドラを吊るすには、ケーブルの自重が重くなり過ぎるためスキー場で普及している複合プラスチック製の4人乗り規模のゴンドラを、カーボン複合材に変更することで、同じ重量で6人が運べ、各経由塔間に60〜80台吊るすことができるらしい。こうすると、ケーブル自重+ゴンドラ+最大積載は、大型ゴンドラにくらべ、6倍も効率が良くなる計算。風速も40メートルに耐える設計が可能とか。
観光地で良く見るロープウェイのゴンドラは滑車がケーブルを転がる形式だが、スキー場で使われているそれは、流れるケーブルをゴンドラ自らの[手]が掴む方式で、人が乗り降りする区間だけは、ゆっくりと流れるケーブルに[掴み替え]るので、乗降には20〜30秒のゆとりが作れることになる。
さらに、本線のロープを掴まずに待機することで、ハンディキャップのある人が乗り降りするだけの時間も稼げる仕組みだ・・・
そうはいっても総工費は3000億円を超えるらしいのだが、知事は中国資本の力を借りてでも実現したい意向・・・・
虫ネタの無い最近の私の4月1日の話題でした_| ̄|○
案外できそうですよね!?だめかにゃ?
2010/04/01 (Thu.) Trackback() Comment(0) 自堕落な日常