2021
10
30

オオスズメバチ・雄

オオスズメバチ・雄_19x27a
Oo-Suzumebachi
Japanese giant hornet(male) in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Vespa mandarinia (Smith, 1852) ]
膜翅目(Hymenoptera)スズメバチ科(Vespidae)スズメバチ属(Vespa)

公園で瀕死のオオスズメバチの雄を見つけました。
腹部を背中側(腹側からは判り難い)から見ると7節に分かれ、触角も第1節が短いものの13節(雌は12節)あって全体が長いです。噛む力も弱いので『頬(複眼の後ろ側面)』の幅もやや薄く感じます。慣れた方は飛翔中でも見分けられるそうですが、私にはとても無理です。
元気な姿ではありませんでしたが、折角なので記録しておきました。

オオスズメバチはスズメバチ科で世界最大と言われ、女王は55mmに達し、雄は45mm、働き蜂(ワーカ)でも40mmに達することがあります。スズメバチの仲間は、越冬後に女王一頭で営巣しますので、(栄養も十分でないため)最初の働き蜂は小さいのが一般的です。
単独行動中は一般的な注意で済みますが、巣の防衛時には危険なほど攻撃的になります。巣は土中や樹洞など、低い場所にあることが多いので、フィールドで足元から羽音が聞こえたら特に注意が必要です。『カチカチと警告音が聞こえたら・・・』と言われますが、警告される前に静かに退散するのが基本です。

露出プログラム: 絞り優先
露出時間: 1/160
フラッシュ: フラッシュなし
Fナンバー: 5.6
レンズ焦点距離: 85
35mm換算レンズ焦点距離: 229
測光方式: 中央重点
ホワイトバランス: ホワイトバランスマニュアル
レンズ名: AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR
画像入力機器のモデル名: NIKON 1 V3


露出時間: 1/320
Fナンバー: 4

腹端付近背側

露出時間: 1/500
Fナンバー: 4.2

腹端付近腹側

露出時間: 1/200
Fナンバー: 5.6

2021/10/30 (Sat.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

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