2011
10
18

♪キボシアシナガバチ

キボシアシナガバチ
[Polistes mandarinus Saussure, 1853]
スズメバチ科アシナガバチ亜科
Saitama,Japan

キボシアシナガバチ
露出プログラム: 絞り優先
露出時間: 1 / 1600
ストロボ発光せず
F ナンバー: 8
ISO スピードレート: 800
測光方式: 分割測光
ホワイトバランス自動
レンズモデル: AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
画像入力機器のモデル名: NIKON D700

2011/10/18 (Tue.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

2011
10
11

♪クマバチは楽しくやんちゃだった

クマバチ(キムネクマバチ)
[Xylocopa appendiculata circumvolans Smith, 1873]
ミツバチ科クマバチ属

ところによってはスズメバチのことをクマバチまたはクマンバチと呼ぶらしいので、誤解が起こりそうです。秋はスズメバチが凶暴になりますので、自信の無いハチとキノコには手を出さないのが、吉ですね。

さて、熊谷工業団地の片隅新幹線のガード脇の裏道です。
この時季どこにでも見掛けるアベリア(ハナゾノツクバネウツギ)が咲いています。『ホシホウジャクでも撮るべいか』と、軽い気持ちでやって来たのですが、案外難しい被写体でした。
ハナゾノツクバネウツギ
[手持ち・・・][自然光・・・][単写・・・]などとぶつくさやっているとなかなか撮れません。撮ろうと思って気がついたのは、存外人の気配に敏感で、とことこと歩み寄るとすいっといなくなることでした。(当の然の当たり前か!?)


[参ったなぁ、三脚据えてじっくり行くしかないか・・・]
と、耳元でびびびびびびびぃ~んと大きな羽音。
ホウジャクやオオスカシバはぼぉぉぉ~と低周波のような印象です。
クマバチ
クマバチでした。
黒い巨体に黄色い胸。大きな羽音。虫好きには見掛けによらず非常に大人しい蜂であることは周知の事実ですが、苦手な方にはちょっと恐怖かも。

長閑(のどか)だなぁ。。。のんびり眺めていると・・・
クマバチ
ふと気付いたのは、蜜を吸いに正面から入らないことです。
脇に潜り込んで、ごそごそやっては次の花に向かいます。

???もしかしてそうなのかぁ(゜〇゜;)!?

やばり(;`O´)o
クマバチ
見事に刺してます刺してます。
脇から口吻を刺して、蜜を強引に吸っていました。
受粉のために蜜を準備している花にとっては“花はだ?”迷惑な話しですが、子育てには花粉を使うらしいので、花粉集めの際はお手伝いしているのかも知れません。

とぼけた顔してばばんばんなクマゴローでありました。
クマバチ

犯行現場です。
アベリアのキズ
目の前で吸っていた花を摘んで撮ってみました。
撮影にもたついて、30秒ほど経ったものですが
見事に裂け目が入っています。

2011/10/11 (Tue.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

2011
10
10

♪刺しやがったぁ!(口吻で・・・)

クマバチの吸蜜です。
クマバチの口吻
道路脇のハナゾノツクバネウツギ(アベリア)でホシホウジャクを
待ち伏せしているとき、大きな羽音も勇ましく現れたクマバチです。
なんか様子が変だなあと思って良ぉ〜く見たら、花の根元を外から
口吻で刺してちゅうちゅう吸ってました。(花粉運びは手伝わない
ってことなのかな?)蜂好きの方には当たり前なんでしょうけど、
私初めて知りました。
些細なことも、自分で発見?するとテンションあげあげであります。

なお、スズメバチのことをクマンバチやクマバチと呼ぶ地方もあって、
異常に恐がられているみたいですが、私と争うほど争いが嫌いな平和
主義者(なんのこっちゃ!?)で、恐ろしく大人しい花蜂です。

も少しまともな写真を物色中です。いずれ別掲させていただきます。

2011/10/10 (Mon.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

2011
05
01

♪クロクサアリ

♪クロクサアリ(多分)

久し振りに山の空気を吸いに行ってきました。
秩父方面に向かったのですが、芝桜渋滞が伸びているようで、寄居からの有料道路の終点手前のトンネルが駐車場状態でした。仕方なく長瀞付近に飛び出し、北に向かって適当に流すことにしました。

低標高のため、カエデはすでに種になっていましたが、
クヌギの雄花が花序を垂らしはじめていました。
クヌギの雄花

足下のクサイチゴはクロクサアリで賑わっていました。
クロクサアリ

2011/05/01 (Sun.) Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

2010
05
08

♪ハキリバチの仕事振り

ルリカミキリに食害されすっかり元気の無くなったヒメリンゴですが、それでも少しだけ花を付けまして、ようやく咲いた花も終わろうとしているタイミングで、こんどは何者かが葉を丸ぁるく切り取っているのであります。
ヤマトハキリバチが噛った葉
これはハキリバチが来ているな、とまあだいたいそう思うわけでありまして、それにしても見事な仕事振り、邪魔でも入ったのか、ためらい傷?のように途中で止めているところがあるのもご愛嬌でしょうか。

で、ほぼ待ち時間無しにやってきました。
職人さんの登場であります(∩_∩)

ヤマトハキリバチと呼ばれる種類だろうと思いますが・・・
ヤマトハキリバチ
これと思しき葉を決めるまで、やや逡巡(しゅんじゅん)を見せますが、葉が決まるとその後の仕事は手早いです。
ヤマトハキリバチ
カメラを構えていると・・・・
ぷちぷち、ぱちぱち、と音が聞えてきます。
ヤマトハキリバチ
葉を折り込むように抱えながら、切り進め
ヤマトハキリバチ
あっという間に一丁上がりです。
最後の一咬みで葉と一緒に落ちた!っと思う間もなく、羽音と共に翔び去ります。

咬み進める写真が4枚ありますが、この間、わずか14.4秒!
取りついてから葉を切り落として離脱するまで20秒あれば
お釣りが来ますねということになります。

2010/05/08 (Sat.) Trackback() Comment(6) 膜翅目/蜂・蟻

2009
05
12

ウマノオバチ

見辛い写真で申し訳ありませんが、
念願叶って、クリの樹に産卵に訪れてたウマノオバチを見掛けました。

クリ090511
茨城県中部の森で、見事にシロスジカミキリにやられているクリの樹がありまして、その周囲を何やら紐のようなものがふわふわと翔んでいました。

ウマノオバチが舞っていたのでした。
ウマノオバチ
異様なほど長い産卵管が特徴ですが、クリの幹に潜むシロスジカミキリの幼虫に産卵するためこれだけの長さが必要なんだそうです。
以前ネムノキでアオスジカミキリの幼虫(多分)に産卵に訪れたヒメウマノオバチを見掛けましたが、それ以来、本家ウマノオバチは憧れの虫のひとつになっていたのです。初めて見る長ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い産卵管にあらためて驚きましたが、ふわふわと舞うその姿は優雅ですらありました。
こんなに長い産卵管で卵を押し出すだけでも大変だろうに、と妙なところを心配してしまうのでした。
【注】かつてシロスジカミキリの幼虫を寄主とすると言われていましたが、近年ミヤマカミキリ(蛹)を寄主とすることが判りましたので訂正させていただきました。なお、寄主が単一かどうかはともかく、シロスジカミキリは寄主になっていないと言われています。

2009/05/12 (Tue.) Comment(4) 膜翅目/蜂・蟻

2008
06
08

オオスズメバチは怖いなあ

はっきり撮れてませんが・・・
ホシベニカミキリをばりばりしているオオスズメバチです。
オオスズメバチ
コンパクトカメラしか持っていなかったのですが、樹上のことゆえ、多分一眼でも同じだったと思います。
(とまずは言い訳から始まりました。ご勘弁<(_ _)>)
公園を散歩中、『これはヤバイ!』と息子の一声。指差されるままに視線を動かすと、大きなスズメバチが何やら捕まえています。『ホシベニだ!』息子の次の発声から間もなく、ばりばりと音がして、エリトラ(翅鞘)も落ちてきました。
やっぱりこの一派は迫力あるにゃあ・・・

2008/06/08 (Sun.) Trackback() Comment(0) 膜翅目/蜂・蟻

2007
01
25

ムツバセイボウ

ムツバセイボウ
知るということで、新しいワクワクに出逢える事もあるということです。
セイボウ(青蜂)という美しい蜂がいることを知ってからは、一度この目で見たいものだと意識していたのですが、意外にも今年から何度か訪れるようになった低山の裾の材置き場で確認することができました。最初の邂逅時は証拠写真程度しか撮れなかったのですが、二度目のこの日は獲物を待っているのか、比較的落ち着いていて満足できる写真を撮ることができました。
このように小さな野生以外にも、意識していないと何も見えてこないものは多いようです。

2007/01/25 (Thu.) Comment(2) 膜翅目/蜂・蟻

2006
12
15

ヒメウマノオバチ

ヒメウマノオバチ
ネムの半立ち枯れで産卵場所(相手)を探しているようでした。
探しているのはアオスジカミキリの幼虫だろうと思われます。
シロスジカミキリの幼虫に産卵するというウマノオバチは体長の何倍もの産卵管を持っていて、産卵管も含めた体長は20センチほどになるらしいです。
【注】かつてウマノオバチはシロスジカミキリの幼虫を寄主とすると言われていましたが、近年ミヤマカミキリ(蛹)を寄主とすることが判りましたので訂正させていただきました。なお、寄主が単一かどうかはともかく、シロスジカミキリは寄主になっていないと言われています。

2006/12/15 (Fri.) Comment(2) 膜翅目/蜂・蟻

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