2019
07
02
シャガ・著莪・胡蝶花_19416a-b
([射干]表記はヒオウギアヤメと混乱の恐れあり)
Shaga
Flower of fringed iris in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Iris japonica ]
アヤメ科(Iridaceae)アヤメ属
多年草で直射のない木陰など、やや湿ったところに植栽されることが多いです。
中国からの帰化植物で、三倍体なので種を持たないため、国内のシャガはすべて同じ遺伝子を持ち、植栽されて拡がったと考えて良さそうです。
なお、中国には2倍体のものもあり、花の色などの変異も多様とのことです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2595/シャガ・著莪・胡蝶花_19416a-b
2019/07/02 (Tue.)
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植物
2019
06
17
クヌギ・椚_19415a-b
→(櫟,橡,栩,椡,功刀など多数の表記あり)
Kunugi
Sawtooth Oak in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Quercus acutissima ]
ブナ科(Fagaceae)コナラ属
虫を呼ぶ代表的な樹ですが、西日本には少ないようです。
雌雄同株で、雌雄異花の風媒花、初夏に開花しますが、実は翌年の秋に成熟します。
見えているのは殆ど雄花で、雌花は非常に小さく、枝先の葉もとに数個付きます。
樹皮は深く縦に割れます。
葉は鋸歯の先端が針状になっていますが、クリによく似ています。
クリの鋸歯の先端も非常に鋭く尖っていますが、緑色で、クヌギに比べ、尖り方がやや穏やかな印象です。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2591/クヌギ・椚_19415a-b
2019/06/17 (Mon.)
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植物
2019
06
12
ケヤキ・欅_19411a-c
Keyaki
Japanese zelkova in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Zelkova serrata (Thunb.) Makino ]
ニレ科(Ulmaceae)ケヤキ属
ケヤキの花が咲き始めていました。
ニレ科の落葉高木で、雌雄同株、雌雄異花です。冬に枯れた葉と共に実を散布させるためでしょう、枝元に雄花、雌花は枝先に付きます。
箒(ほうき)を逆さにしたような[箒立ち]と呼ばれる美しい樹形で、街路や公園に好んで植栽されています。
多量の実をつけますが、冬から春にかけて少しずつ、枝先に枯れ残った葉(開花時の葉は通常の葉より小さい)と共に、飛散します。実の発芽率は非常に低いようで、また実際に種を持つ実も少ないのか、食用に適さないのか、落ちた実を鳥が啄む姿を見たことがありません。(啄んでも無駄と学習させられてる?)
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2588/ケヤキ・欅_19411a-c
2019/06/12 (Wed.)
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植物
2019
06
12
イロハモミジ_19411
Iroha-Momiji
Japanese Maple in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Acer palmatum Thunb. ]
ムクロジ科(Sapindaceae)カエデ属(旧体型ではカエデ科)
開花し始めたイロハモミジです。
この木には銘板があって助かりましたが、ヤマモミジと似ていて、園芸品種も多く、識別は難しいです。植栽されているカエデ類は、両方の特徴が入り混じっていたりするので、銘板頼りになりがちです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2587/イロハモミジ_19411
2019/06/12 (Wed.)
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植物
2019
06
10
ヤマモミジ・山紅葉_19411
Yama-Momiji
A subspecies of Japanese Maple in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Acer palmatum subsp. matsumurae (Koidz) Ogata ]
or [ Acer amoenum var. matsumurae ]
ムクロジ科(Sapindaceae)カエデ属(旧体系ではカエデ科)
ヤマモミジ(植栽)の花が咲いていました。
イロハモミジと似ていて、園芸品種も多く、識別は難しいです。
銘板付きで植栽されており、葉柄にもはっきりと溝が確認できたので、ヤマモミジで間違いないと思いますが、園芸品種の場合は、いろいろ入り組んでいて、この辺りのヤマモミジの翼果は、上を向いて完全に平開するので、翼果だけだとイロハモミジに見えてしまいます。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2586/ヤマモミジ・山紅葉_19411
2019/06/10 (Mon.)
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植物
2019
06
08
モミジバフウ・紅葉葉楓(アメリカフウ)_19411
Mmiji-ba-Fuu( America Fuu )
American sweetgum in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Liquidambar styraciflua L ]
フウ科(Altingiaceae)フウ属
※旧体系ではマンサク科(Hamamelidaceae)
モミジバフウ(原産地から、アメリカフウとも呼ばれます)の花が開き始めました。
判り難いのですが、花序の下方に独立している、少し小さな蕾が雌花で、開花が進むと花柄が伸びて雄花群とはっきり別れます。
雌雄同株、雌雄異花の落葉高木で、葉は5裂します。枝はコルク層が発達し、翼状に張り出しているものも見られます。秋には大きな葉が美しく紅葉するため、植栽されることも多いようです。
同属近縁種に葉が3裂するタイワンフウまたは単にフウがありますが、それと区別するため、アメリカフウ、モミジバフウと呼ばれはじめたようです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2585/モミジバフウ・紅葉葉楓(アメリカフウ)_19411
2019/06/08 (Sat.)
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植物
2019
05
29
カリン・花梨_19408a-c
Karin
Chinese quince in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Pseudocydonia sinensis ] (syn. Chaenomeles sinensis:Chaenomelesはボケ属)
バラ科(Rosaceae)カリン属(Pseudocydonia)
マメ科にもカリン(花梨)という植物があるらしく、見た目も大きく違いますが、家具などの材として使われ、ホームセンターなどでカリン材(マメ科であることが多い?)を探す時は微妙に紛らわしいかも知れません。なお、日本におけるマメ科のカリンの北限は、八重山諸島だそうです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2581/カリン・花梨_19408a-c
2019/05/29 (Wed.)
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植物
2019
05
20
ヤマモミジ・山紅葉_19408a-b
Yama-Momiji
A subspecies of Japanese Maple in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Acer palmatum subsp. matsumurae (Koidz) Ogata ]
or [ Acer amoenum var. matsumurae ]
ムクロジ科(Sapindaceae)カエデ属(旧体系ではカエデ科)
ヤマモミジ(植栽)の花が咲いていました。
イロハモミジと似ていて、園芸品種も多く、識別は難しいです。
近くに銘板付きでヤマモミジが纏って植栽されており、葉柄にもはっきりと溝が確認できたので、ヤマモミジとさせていただきましたが、植栽されている園芸品種の場合は、いろいろ入り組んでいて、例えば種の付き方は、翼果が上を向いて完全に平開するので、よりイロハモミジに近い品種だろうと考えています。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2576/ヤマモミジ・山紅葉_19408a-b
2019/05/20 (Mon.)
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植物
2019
05
20
ウバメガシ・姥目樫_19408a
Ubame-gashi( Ubame oak )
A kind of oak in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
Generaly known use to be produce binchoutan (備長炭).
[ Quercus phillyraeoides A. Gray ]
ブナ科(Fagaceae)コナラ属
備長炭の材料として知られています。
姥目というのは、若葉の色が褐色なことに由来するようで、公園などの生け垣にも利用されています。シャリンバイやチャノキ(茶)も生け垣に利用されますが、茶にはチャドクガがよく付くこともある所為か、チャノキを見掛ける機会は減りました。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2575/ウバメガシ・姥目樫_19408a
2019/05/20 (Mon.)
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植物