2024
07
14

ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21625

ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21625a-b
Rakuu-Shou
Bald cypress in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Taxodium distichum (L.) Rich. ]
ヒノキ科(Cupressaceae)ヌマスギ属(旧体系ではスギ科)

落葉針葉高木で、水に強く、根本が水に浸かっていても問題なく生育できるので、公園の水際にも多く植栽されていますが、通常の土壌でも生育します。なお、水際では気根と呼ばれる呼吸根が出てきます。メタセコイアに似ていますが、枝振りや葉の生え方(メタセコイアは対生、本種は互生)で見分けられます。
樹冠が尖らず丸みを帯びた(メタセコイアは尖る)樹形をしていて、下方の太枝は一旦下に向かってから上に伸びていきます(メタセコイアは双曲線のプラス側のように常に上に向かいます)。


若い実が付いていましたが、表面は不規則な亀の甲羅のように分かれているのが見えます。

2024/07/14 (Sun.) Comment(0) 植物

2024
07
14

メタセコイア・曙杉・水杉_21625

メタセコイア・曙杉・水杉_21625a-c
Metasekoia
Dawn Redwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Metasequoia glyptostroboides ]
ヒノキ科(Cupressaceae)メタセコイア属(アケボノスギ属)
※21世紀になるまではスギ科に分類されていました


各国各地の公園に植栽されていて、日本では水辺に植栽されることの多いラクウショウに似ています。樹形全体を遠目で見ると樹冠が尖っているので二等辺三角形に近いシルエットになります。


中国原産で生きている化石とも呼ばれており、高50メートルになることもある落葉高木で、枝は対生または対生状に付き、葉は短枝に対生して付きます。


実が膨らんでいましたが、整った集合体になっています。ラクウショウの実は入り組んだようになります。

2024/07/14 (Sun.) Comment(0) 植物

2024
06
14

花はどこへ行った:アジサイの花

アジサイの『花』は花じゃない・・・ということは案外知られています。
つまりガクアジサイ(原種?)の周りを飾っているアレ、いわゆる『装飾花』と呼ばれるものと同じものだということです。
じゃあ家庭や公園でよく見かける玉咲き(手毬咲きと言うらしい)のアジサイには花(真花)はないのか?というと、あることはある、、、というのも知られ始めているみたいで・・・

我が家の玉咲きアジサイ(セイヨウアジサイと思われます)ですが


花を縦割りしてみると・・・・

こんな感じで装飾花に隠れて真花が見つかるわけですが、稔性については非常に低いんじゃなかろうかと思ってまして、我が家では種を見たことがありません。

※欧州に渡ったホンアジサイが品種改良を更に続けられて里帰りしたのがセイヨウアジサイと言われており、少なくとも品種改良には稔性が無いと困りますよね。
一度は種を見てみたいものです


ガクアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. normalis
ホンアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. macrophylla
セイヨウアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. hortensia

2024/06/14 (Fri.) Comment(0) 植物

2023
12
13

カタバミ(ムラサキカタバミ)・酢漿・片喰_22619

カタバミ(ムラサキカタバミ)・酢漿・片喰_22619
Katabami(Murasaki-Katabami)
Violet wood sorrel in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Oxalis debilis ]
カタバミ科(Oxalidaceae)カタバミ属(Oxalis)

カタバミ類の中ではずっと身近な住人、ムラサキカタバミです。

カタバミ類は判り難いものも多く、同定が難しいです。
とくに昔ながらのカタバミ(Oxalis corniculata)は激減し、1965年に京都で見つかった帰化種のオッタチカタバミ(Oxalis dillenii)に置き換わっているらしく、他にも身近なムラサキカタバミ(Oxalis debilis)、比較的判り易いアカカタバミ(品種:Oxalis corniculata f. rubrifolia)など種も含め、多数の変種や品種があります。(Wikipediaの『カタバミ』のページには19種の一覧がありました)

※身近で『判りやすいはず』の本種ムラサキカタバミ(Oxalis debilis)にもイモカタバミ(Oxalis articulata または Oxalis rubra)、ベニカタバミ(Oxalis brasiliensis)などの近似種がありますが、本種は花芯の色が淡く雄蕊の葯が白いのが特徴です。

2023/12/13 (Wed.) Comment(1) 植物

2023
12
13

カタバミ(アカカタバミ)・酢漿・片喰_22619

カタバミ(アカカタバミ)・酢漿・片喰_22619
Katabami(Aka-Katabami ( probably ) )
Creeping red woodsorrel in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Oxalis corniculata L. forma rubrifolia ]
カタバミ科(Oxalidaceae)カタバミ属(Oxalis)

カタバミの品種、アカカタバミと思います。オリジナルのカタバミは減りましたが、アカカタバミは環境に強いらしく近所でも普通に見られます。

カタバミ類は判り難いものも多く、同定が難しいです。
とくに昔ながらのカタバミ(Oxalis corniculata)は激減し、1965年に京都で見つかった帰化種のオッタチカタバミ(Oxalis dillenii)に置き換わっているらしく、他にも身近なムラサキカタバミ(Oxalis debilis)、比較的判り易いアカカタバミ(品種:Oxalis corniculata f. rubrifolia)など種も含め、多数の変種や品種があります。(Wikipediaの『カタバミ』のページには19種の一覧がありました)

2023/12/13 (Wed.) Comment(0) 植物

2023
12
12

サルスベリ・百日紅_22815

サルスベリ・百日紅_22815a-b
Saru-suberi
Crape myrtle in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Lagerstroemia indica L. ]
ミソハギ科(Lythraceae)サルスベリ属(Lagerstroemia)
ミソハギ科の落葉中高木で、樹皮がよく剥がれて滑りやすいので『猿滑り』です。
[百日紅]というのは花の期間が長い(7~10月)からで、丈夫で管理もし易いためか、公園や街路、庭木まで、広く植栽されています。

露出時間: 1/250
フラッシュ: オン、リターン未検出
Fナンバー: 16
ホワイトバランス: ホワイトバランス自動
ISO: 800
レンズ名: AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR
画像入力機器のモデル名: NIKON D800E




Fナンバー: 16

2023/12/12 (Tue.) Comment(0) 植物

2023
12
09

ツメクサ・爪草_22519

ツメクサ・爪草_22519a-d
Tsume-kusa
Japanese pearlwort in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Sagina japonica (Sw.) Ohwi ]
ナデシコ科(Caryophyllaceae)ツメクサ属(Sagina)

我が家にもひっそりと残っていたツメクサです。
クローバーとしても知られるシロツメクサ(白詰草:マメ科)とは別物で、文字通り『爪草』です。(『詰草』は乾燥させたものが荷物の緩衝材として利用された)
小型の一年草で、葉は針状で細く、目立たないですが白く美しい花を咲かせます。

露出プログラム: 絞り優先
露出時間: 1/320
Fナンバー: 6.3
焦点距離: 40
35mm換算レンズ焦点距離: 108
レンズ名:AF-S DX Micro Nikkor 40mm f/2.8G
測光方式: 分割測光
ISO:800
ホワイトバランス: ホワイトバランス自動
カメラ:Nikon 1 V3


露出時間: 1/250


露出時間: 1/500


露出時間: 1/500

2023/12/09 (Sat.) Comment(0) 植物

2023
12
06

シンビジウム_22217

シンビジウム_22217a-f
Shinbijiumu
A kind of Boat orchid in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Cymbidium sp. ]
ラン科(Orchidaceae)シュンラン属(Cymbidium)
奥さんが手に入れたシンビジウムです。我が家に似つかわしくない華やかな花が印象的でした。
一般的に『シンビジウム』は、シュンラン属を掛け合わせた園芸品種です。
園芸品種にありがちですが、属の学名Cymbidiumの英語読みから名付けられたようです。











2023/12/06 (Wed.) Comment(0) 植物

2023
12
03

サクラソウ(オトメザクラ)・桜草_22424

サクラソウ(オトメザクラ)・桜草_22424a-c
Sakura-sou
A kind of Primrose in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Primula malacoides ]
サクラソウ科(Primulaceae)サクラソウ属(Primula)

我が家の桜草です。オトメザクラ(別名ケショウザクラ他)と呼ばれる品種らしいです。
同属ですが、日本桜草とは違うサクラソウの一種です。
サクラソウは本来「我が国は草も桜を咲きにけり」(小林一茶)と詠まれたものでしたが、外国から多くの品種が入ってきて混沌としているので、そちらはニホンサクラソウ(日本桜草)と言って区別されることが多いようです。
分類的にはサクラソウ属=Primula属なので、確かに桜草ではありますが、『日本桜草(Primula sieboldii)』は園芸店では見られないとのことでした。




2023/12/03 (Sun.) Comment(0) 植物

2023
07
11

リョウブ・令法_21629

リョウブ・令法_21629
Ryoubu
Japanese clethra in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Clethra barbinervis Siebold et Zucc. ]
リョウブ科(Clethraceae)リョウブ属

近所の公園の片隅にある小さなリョウブが開花をはじめていました。
小さく目立たないところにあるためかカミキリムシの訪花は確認できていません。
園内のカエデにはアオカミキリの羽脱口が多数あり、いずれ訪花する姿が見られるかもと期待していますが、山間地区と違い出現期がずれている(開花が遅い)ので、別の花を狙う方が良さそうです。(野田市ではアカメガシワでした)


露出プログラム: 絞り優先
露出時間: 1/1600
フラッシュ: フラッシュなし
Fナンバー: 4
レンズ焦点距離: 85
35mm換算レンズ焦点距離: 229
レンズ名: VR 85mm f/3.5G
測光方式: 分割測光
ホワイトバランス: ホワイトバランスマニュアル
画像入力機器のモデル名: NIKON 1 V3


露出時間: 1/640
Fナンバー: 7.1


露出時間: 1/800
Fナンバー: 5

2023/07/11 (Tue.) Comment(0) 植物

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