2024
11
22
ボケ・木瓜_21726
Boke
Flowering quince in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Chaenomeles speciosa ]
バラ科(Rosaceae)ボケ属
ボケの実が膨らんでいました。
クサボケの実に似ていますが、背の低いクサボケの実は『地梨』とも呼ばれ形は似ていますがずっと小さいです。
子供の頃騙されて地梨を齧ったことがありますが、口が曲がるほど渋くて往生しました。ボケの実もそのままでは食用にできないそうです。
樹高1~2メートルの落葉低木で、中国原産のマボケ(真木瓜 [ Chaenomeles cathayensis ])の栽培品種です。
色彩に富んだ美しい花を咲かせます。
良く似た在来種クサボケ(草木瓜 [ Chaenomeles japonica ])は、樹高が1メートルに届かず、根本から多数が立ち上がり、遠目では繁茂した様子が草叢のように見えます。
<Exif部>
撮影日: 2021/07/26 10:57:15.22
モデル名: Nikon 1 V3
レンズ: AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR
絞り値: f/4.5
シャッタースピード: 1/500秒
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 800
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2742/ボケ・木瓜_21726
2024/11/22 (Fri.)
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植物
2024
11
08
ヤマボウシ・山法師・山帽子_21712
Yama-Boushi
Japanese dogwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Benthamidia japonica ]
ミズキ科(Cornaceae)ミズキ属
梅雨が終わる頃ヤマボウシの実が目立つようになります。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2740/ヤマボウシ・山法師・山帽子
2024/11/08 (Fri.)
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植物
2024
10
26
ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21712
Rakuu-Shou
Bald cypress in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Taxodium distichum (L.) Rich. ]
ヒノキ科(Cupressaceae)ヌマスギ属(以前はスギ科)
梅雨の頃を過ぎるとラクウショウの実が膨らんできて、メタセコイアとの違いが判り易い季節になります。
落葉針葉高木で、水に強く、根本が水に浸かっていても問題なく生育できるので、公園の水際にも多く植栽されていますが、通常の土壌でも生育します。なお、水際では気根と呼ばれる呼吸根が出てきます。メタセコイアに似ていますが、枝振りや葉の生え方(メタセコイアは対生、本種は互生)で見分けられます。
ご参考:メタセコイアの実
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2739/ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21712
2024/10/26 (Sat.)
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植物
2024
08
01
セイタカアワダチソウ・背高泡立草_23x20a-b
Seitaka-awadachisou
Canadian goldenrod in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[Solidago altissima L.]
キク科(Asteraceae)アキノキリンソウ属
秋の日差しにセイタカアワダチソウが爽やかでした。
オオアワダチソウに似ています。
オオアワダチソウは背が低く1.5メートルほどですが、セイタカアワダチソウではその名の通り、大人の背丈を超え、2メートル超えは普通で、肥沃な場所では3メートルを越えることもあります。花期も違っていて、セイタカアワダチソウ咲く頃にはオオアワダチソウは終わっています。
セイタカアワダチソウは、茎に毛が密生していてザラザラ(葉も触るとザラつく)で、花穂の先端は針葉樹の樹冠のように上に向かいますが、オオアワダチソウの茎はスベスベ(葉に触ってもザラつき感がない)で、花穂の先端は曲がります。
花弁も違っていて、舌状花の舌片の長さと幅の比が10:1程もあろうかというほど細いのがセイタカアワダチソウ、オオアワダチソウは5~4:1程度でいかにも菊っぽい花弁で、明らかに幅を感じさせます。
触れることができれば茎のザラザラを確認するのが手っ取り早そうです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2737/セイタカアワダチソウ・背高泡立草_23x20a-b
2024/08/01 (Thu.)
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2024
07
31
メタセコイア・曙杉・水杉_21630
Metasekoia
Dawn Redwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Metasequoia glyptostroboides ]
ヒノキ科(Cupressaceae)メタセコイア属(アケボノスギ属)
※以前はスギ科に分類されていました
公園に植栽されているメタセコイアの実が膨らんでいました。
中国原産で生きている化石とも呼ばれており、高さ50メートルになることもある落葉高木で、枝は対生または対生状に付き、葉は短枝に対生して付きます。
各国各地の公園に植栽されていて、日本では水辺に植栽されることの多いラクウショウに似ています。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2735/メタセコイア・曙杉・水杉_21630
2024/07/31 (Wed.)
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植物
2024
07
14
ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21625a-b
Rakuu-Shou
Bald cypress in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Taxodium distichum (L.) Rich. ]
ヒノキ科(Cupressaceae)ヌマスギ属(旧体系ではスギ科)
落葉針葉高木で、水に強く、根本が水に浸かっていても問題なく生育できるので、公園の水際にも多く植栽されていますが、通常の土壌でも生育します。なお、水際では気根と呼ばれる呼吸根が出てきます。メタセコイアに似ていますが、枝振りや葉の生え方(メタセコイアは対生、本種は互生)で見分けられます。
樹冠が尖らず丸みを帯びた(メタセコイアは尖る)樹形をしていて、下方の太枝は一旦下に向かってから上に伸びていきます(メタセコイアは双曲線のプラス側のように常に上に向かいます)。
若い実が付いていましたが、表面は不規則な亀の甲羅のように分かれているのが見えます。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2733/ラクウショウ・落羽松(ヌマスギ・沼杉)_21625
2024/07/14 (Sun.)
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植物
2024
07
14
メタセコイア・曙杉・水杉_21625a-c
Metasekoia
Dawn Redwood in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Metasequoia glyptostroboides ]
ヒノキ科(Cupressaceae)メタセコイア属(アケボノスギ属)
※21世紀になるまではスギ科に分類されていました
各国各地の公園に植栽されていて、日本では水辺に植栽されることの多いラクウショウに似ています。樹形全体を遠目で見ると樹冠が尖っているので二等辺三角形に近いシルエットになります。
中国原産で生きている化石とも呼ばれており、高50メートルになることもある落葉高木で、枝は対生または対生状に付き、葉は短枝に対生して付きます。
実が膨らんでいましたが、整った集合体になっています。ラクウショウの実は入り組んだようになります。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2732/メタセコイア・曙杉・水杉_21625
2024/07/14 (Sun.)
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植物
2024
06
14
アジサイの『花』は花じゃない・・・ということは案外知られています。
つまりガクアジサイ(原種?)の周りを飾っているアレ、いわゆる『装飾花』と呼ばれるものと同じものだということです。
じゃあ家庭や公園でよく見かける玉咲き(手毬咲きと言うらしい)のアジサイには花(真花)はないのか?というと、あることはある、、、というのも知られ始めているみたいで・・・
我が家の玉咲きアジサイ(セイヨウアジサイと思われます)ですが
花を縦割りしてみると・・・・
こんな感じで装飾花に隠れて真花が見つかるわけですが、稔性については非常に低いんじゃなかろうかと思ってまして、我が家では種を見たことがありません。
※欧州に渡ったホンアジサイが品種改良を更に続けられて里帰りしたのがセイヨウアジサイと言われており、少なくとも品種改良には稔性が無いと困りますよね。
一度は種を見てみたいものです
ガクアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. normalis
ホンアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. macrophylla
セイヨウアジサイ:Hydrangea macrophylla Ser. f. hortensia
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2730/花はどこへ行った:アジサイの花
2024/06/14 (Fri.)
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植物
2023
12
13
カタバミ(ムラサキカタバミ)・酢漿・片喰_22619
Katabami(Murasaki-Katabami)
Violet wood sorrel in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Oxalis debilis ]
カタバミ科(Oxalidaceae)カタバミ属(Oxalis)
カタバミ類の中ではずっと身近な住人、ムラサキカタバミです。
カタバミ類は判り難いものも多く、同定が難しいです。
とくに昔ながらのカタバミ(Oxalis corniculata)は激減し、1965年に京都で見つかった帰化種のオッタチカタバミ(Oxalis dillenii)に置き換わっているらしく、他にも身近なムラサキカタバミ(Oxalis debilis)、比較的判り易いアカカタバミ(品種:Oxalis corniculata f. rubrifolia)など種も含め、多数の変種や品種があります。(Wikipediaの『カタバミ』のページには19種の一覧がありました)
※身近で『判りやすいはず』の本種ムラサキカタバミ(Oxalis debilis)にもイモカタバミ(Oxalis articulata または Oxalis rubra)、ベニカタバミ(Oxalis brasiliensis)などの近似種がありますが、本種は花芯の色が淡く雄蕊の葯が白いのが特徴です。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2727/カタバミ(ムラサキカタバミ)・酢漿・片喰_22619
2023/12/13 (Wed.)
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