2007
04
16
フィールド寸報
2007年4月14日(土)
心配された雨も上がり、いそいそと茨城県を北上していたところ、水戸あたりから雲行きが怪しくなり、ついには雷雨になってしまいました。行けるところまで行っちゃえ!と目的のインターまでそのまま北上しましたが、雷雨はおさまらず、最初のチェックポイントであった川沿いの駐車場に車を停め、待つことしばし、なんとか小降りになってくれましたので、少し先に進んだところで・・・車外に出てみます。
採集記は→こちら
近くを見回せばまだ桜も残っていてカエデの花は咲いていません。うろちょろしていると、カエデと思しき巨大な倒木が何本か転がっています。
削ってみると、大当たり、トウホククロナガオサムシです。3月に出逢ったのは福島でしたので、茨城県初採集です。しかもペアで。
引き返さなくて良かったなあ。
(拡大画像ありません)オサムシもちゃんと出たし、雨も上がって暖かくなってきたので、また出発です。途中道路脇の杉にはちゃんとヒメスギカミキリが出てますが、他にカミキリの姿がありません。
マダラアワフキ(多分)
斑紋変異が多いそうで自信も無いのですが、杉につくというので、一応マダラアワフキとさせていただきます。
カエデが掬えないとなると、偵察メインで流しながら進んでいくことになります。いつもの南部と違って、雰囲気は良いです。
落ち枝をチェックしている採り手が声を上げました。
ベニヒラタムシです。見事な薄さですが、どうやって内臓を納めてるんでしょか。実物を見るとあらためて不思議に思います。
こちらはビロウドツリアブ。春を象徴する虫ですが、それと知らずに見ると、なんだか刺されそうなほど長くしっかりした口吻です。ハチドリのように花から花へ口吻を差しこんでは蜜を吸っています。
天気は予想外でしたが、楽しい散歩ができ、成果もありました。
南下して3月にも休憩した竜神狭でお腹を満たします。写真は採り手の天盛り。撮り手は薯蕷(とろろ)おろし蕎麦を頼みましたが、なかなか美味しかったです。
座る前に屋外で鮎の串焼きを食べたのですが、前回より50円高くなってました。観光シーズンにはどこまで高騰するものか?機会があれば価格変動もレポートしてみます(^^)
展望レストランからふと外を見ると、ベランダの手すりにカメムシが歩いています。
どうやらクサギカメムシですが、上からの写真を撮ろうとした時に落下してしまいましたので、もしかしたら別種の可能性もあります。
ということで、山はまだ早春だったのね!という御粗末でありました。
2007/04/16 (Mon.) Comment(3) とりま:簡易記録的に
こんばんは!!
「端黄」の産卵を撮った事が在るのですか!!!!
是非とも、我が家へ貼って下さい!!!
そろそろ、雌が目立ち始めたので、シーズンも終わりですね。。。
悲しいかな、あと1回、撮りに行けるかナァ。。。」
蘭丸 URL 2007/04/19 (Thu.) 19:52 edit