2019
05
21
古いレンズの活かし方
古いレンズは、基本マニュアルだし、デジタルカメラとの通信も無いので、出番も少なくなる一方ですが、たまに楽しむだけでなく、マクロ撮影時には、『これでなくちゃ!』という使い方もあります。
実は、52mmの牡-牡リングひとつで、めっきり出番の無くなった古いレンズが拡大撮影用に復活どころか、最近のレンズではできない新しい武器になるのです。
中望遠をベースレンズにして、それより短いレンズをリバースして鼻先に取り付けるだけです。(レンズによってケラレが激しいことがあるので、実際に覗いて確かめます)
今回は、Ai Micro Nikkor 105mm F4にAi Micro Nikkor-P Auto 55mm f/3.5をリバースして取り付けています。
この時、手動で絞りが決められる、という当たり前のことが、実はとても大事なのです。最近のレンズは電源OFFで最小絞りになってしまうので、リバース時に力技(通常通りカメラに装着し、電源オンの状態で、レンズを外します)で開いておかないとほぼ使えません。
<105mm側のピントは最短>
<105mm側のピントは無限遠>
<AF-S DX Micro Nikkor 85mm f/3.5G ED VR(最短)>
2019/05/21 (Tue.) Comment(0) 写真:カメラ・レンズ