2015
09
23
オオシマカラスヨトウ(多分)_15720a
オオシマカラスヨトウ(多分)_15720a
Ooshima-Karasu-Yotou
A kind of Owlet Moth in Tsukuba city, Ibaraki, Japan.
[ Amphipyra monolitha surnia Felder & Rogenhofer, 1874 ]
ヤガ科
露出プログラム: マニュアル
露出時間: 1/160
フラッシュ: フラッシュ発光、強制発光モード、リターン検出
F ナンバー: 13
レンズ焦点距離: 40
35 mm 換算レンズ焦点距離: 108
ISO スピードレート: 800
測光方式: 分割測光
ホワイトバランス: ホワイトバランス自動
レンズモデル: AF-S DX Micro Nikkor 40mm f/2.8G
画像入力機器のモデル名: NIKON 1 V3
<メモ>
ナンカイカラスヨトウとオオシマカラスヨトウはそっくりだそうで、前翅の環状紋に黒点が現れるのはオオシマとされている図鑑もあるそうですが、実際にはそうでない個体も確認されている(変異の範囲)そうで、じゃあ黒点が無ければナンカイカラスヨトウかというと、黒点の無いオオシマカラスヨトウもいるそうです。・・・だもんで、蛾屋さんから[難解カラスヨトウ]なんて言われることもあるとか。
で、決定的なのはお腹(腹部側面)に縞々があるかどうか、だそうで、シマシマならオオ[シマ]カラスヨトウ。無ければナンカイカラスヨトウでおっけーとのこと。(つまり、お腹さえ見とけば苦労しなかったわけです!!)
ともあれ、見てないので、報例や分布から、つくば野ではオオシマカラスヨトウと考えて良さそうです。元々南方系とされるナンカイカラスヨトウは、2011年まで県内で報例がありません。(2種が別れたのは1996年で、それまでは同種扱いだった模様。)
2011年茨城県自然博物館総合調査報告書
※2015年09月23日現在システムメンテナンスのため、資料へのアクセスが
できなくなっている模様です。
(http://www.nat.pref.ibaraki.jp/pdf/publications/3/7/Insect12.pdf)
によれば、土浦市でナンカイカラスヨトウが報告されています。
メモをごちゃごちゃ付加するより、返す返すもお腹さえ見てれば・・・・
混生もあるようですし、以後お腹をチェックしたいと思います。
参考にさせていただいたサイト
http://www.jpmoth.org/index.html
http://www.jpmoth.org/~dmoth/
http://blog.zaq.ne.jp/insect/article/395/
2015/09/23 (Wed.) Comment(0) 鱗翅目/蛾・蝶