2014
06
19
♪フィルタのガラスを外したぁ~い!
虫の腹面を撮るのに、平行平面ガラスが欲しいんですが、個人では手に入り難い(高いし)ので、カメラレンズの保護フィルタ(ケンコー製)を利用していました。小さな器の蓋代わりにフィルタを乗せると、〔天井〕を這いたがる虫のお腹が撮れるという寸法です。
便利は便利ですが、フィルタの場合はフレームが邪魔になってしまいますし、レンズ保護用に装着することもまず無くなったので、思い切って枠から外してしまうことにしました。
・・・ケンコーのレンズ押さえは、角形断面のかなりしっかりしたものでしたが、フィルタ枠そのものはアルミ製で、削るのは簡単でした。
細身のダイヤモンド鑢(やすり)で枠を削って行きます。相手が柔らかいので、ダイヤモンドの必要はありませんが、粗い金鑢で振動を与えて肝心のガラスを割っては元も子もないので、出来るだけデリケートな作業のできる工具を選びました。
2箇所、こんな感じで削れれば、問題ありません。
眼鏡フレームを調整する時などに使っていた、噛み付き面にギザギザの無い、先を平にしたペンチで摘んで、外側に少しだけ抉(こじ)ってやります。
見た目が殆ど変わってませんが、先端が外側に曲がって折れました。
一番のマイナスドライバー(安物なので潰れてますね(∩_∩)ゞ)を、隙間から差し込んで、押さえ環を外します。
ガラスが割れたりしないように気をつけながら、そっと外します。
簡単に外れてくれました。
金属の粉を払って、拭き上げたら・・・
シルボン紙に包んで、フィルターケースに入れてお終いです。
なお、簡易ディフューザにプラ板を使っているんですが、赤味を帯びてしまうので、昔使っていた淡いブルーのフィルタ(ニコン製)もガラスを外しておきました。こちらは枠が真鍮だったので、少し余分に時間が掛かりましたが、心配だった鑢(ヤスリ)の目詰まりも無く、簡単に外せました。
2014/06/19 (Thu.) Comment(0) 写真:カメラ・レンズ