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♪Time Machine がバックアップに失敗するとき
<Mac OSX トラブル対処> 備忘:MacOSX10.8.5:Nov. 17, 2013
MacOSXに実装されているバックアップツール[Time Machine]はなかなか優れものです。幸いシステムやデータがごっそり駄目になったことはなく、全復旧の経験は無いのですが、個別データの誤消去や、ファイルが壊れた時などは、[Time Machine]というフォルダから、目的のファイルをコピペするような感覚で済んでしまいます。見掛け上、定時バックアップ別にフルバックアップセット内のフォルダを開く感覚ですが、実際にはインクリメンタル(増分)バックアップで、更新履歴の多い少し古めのファイルを戻す場合には、それなりの時間が掛かります。
そんな便利なツールですが、時々『えっ!?』というエラーが出て困ることがあります。
こんな感じです。
勿論アクセス権など弄った記憶はなく、[情報を見る]でアクセス権を見ても読み書きになっていますし、手動でリトライしても同じでした。
これまでは、ディスクのアクセス権修復したり、再起動を掛けたりしているうち、いつの間にか使えるようになったのですが、今回はちゃんと備忘できるよう、調べてみたところ、簡単な処理方法が見つかりました。
本当にアクセス権に問題があるわけじゃなく、マウントのタイミングなどで出てしまうこともあるようなので、まずは簡単な方法を試してみて、それでも駄目なら、メッセージ後半にあるような面倒な手続きに進むのが良さそうです。
・・・ということで
バックアップ先に指定しているディスクをファインダーで開くと・・・
左下に[書込み禁止のアイコン]があるじゃありませんか(゜〇゜;ノ)ノ!?
なぜこうなるのか理由は不明ですが、こんな時は以下の対応で簡単に対処できます。
まずディスクユーティリティを開いて・・・
バックアップ先のディスクを[アンマウント]します。
すぐにアンマウントされますので、
再び[マウント]します。
操作はこれだけです。
ディスクユーティリティはこの時点で閉じてしまっても問題ありませんが、マウント後バックアップディスクであることが確認できる(アイコンの色と絵柄が変わる)まで、少し待ちます。
ファインダー上で、件のディスクアイコンがバックアップディスク特有のアイコンに切り替わるのを待って、ファインダーで開いてみると・・・
左下にあった[書込み禁止のアイコン]が消えました。
Time Machine で[今すぐバックアップを作成]してみます。
処理前は5秒ほどでエラーを返してきたのですが、エラーはでませんので、ちゃんと仕事を始めたようです。
少ししてバックアップの状況を確認すると・・・
バックアップ作成中:34.9MB/38.3MB となって、
無事バックアップが進行しているのが確認できました。
2013/11/19 (Tue.) Comment(0) Macな日常