2006
09
26
愛用から愛蔵へ?
カメラもすっかりデジタルメイン、ではありますが、1971年に買ったニコンF、メカはまったく壊れず、すっかり元気です。それでも出る幕ありません。久し振りにKRで撮ってみたら、36枚で3千円以上掛かっちゃうんですね。驚いたなあ。
でも、このカメラの設計思想は最新のデジタルに引き継がれている部分も多く、そういう技術者の思いというか、匂いを感じられるので、手放せません。
ソニーが一眼を出しましたがちょっと心配です。... snip ...
一眼レフを買おうと決心した当時、ニコン(ニッコール;日光)にするかミノルタ(ロッコール:六甲)にするか迷いました。3年も。そう、高校生でお金がなかったから、たっぷり迷いながらウォッチしてました。カメラ一台で3年、今思えば楽しい時間でした。キャノンはもう友達が持っていたのと、ペリクルミラーやめちゃったので、なんとなく候補落ち。ペリクルミラー、デジタルで復活できないもんでしょうかね。撮像素子のゴミ対策も解消しますし、ミラーショックがなければ、高密度になってますます深刻な手ぶれも減る。手ぶれ防止機構とか、そういうので逃げるんじゃなく、その上で追加してあげるっていう思想が欲しいなあ。ニコン、キャノン、アサヒにはHondaの触媒採用と同じようなステップを踏んで欲しい!と願ってたりします。
おっとと、脱線脱線。ペンタックスはスクリューマウントで絞り込み測光。シンプルで使いやすかったですが、これも友達が買っちゃって・・・ともあれ、ロッコールはレンズの表面反射が奇麗で標準の1.2はレンズ性能がF2クラスより劣ったとしても欲しくなる逸品でした。結局ニコンだけが高かったこともあって、私の友達がだれも買わず、ミノルタと共に私の選択肢に最後まで残ったのでした。失礼ながらソニーになったミノルタに魅力は感じてませんので、こうなってみると正着だったと思っています。
2006/09/26 (Tue.) Comment(0) 写真:カメラ・レンズ