2008
01
17
一眼レフカメラのオマケ機能で、案外使っているようで使っていなかったのがレンズの前後をひっくり返す方法です。1000〜2000円位のアタッチメントリング一つで、どのメーカの一眼レフでも面白い写真が撮れます。
ただし、入門向けデジタルカメラの場合は注意が必要です。レンズとの通信ができないと、シャッターも押せなくなることがありますので、説明書は確認しておきましょう。
特に、短めのレンズを逆向きにすると、拡大撮影が可能になります。
最近は蘭丸さんの影響をモロに受け、あれこれ悪戯をしている最中なのですが、私のレベルでは、前玉を外してしまうなどという大胆で、面白すぎる加工にはまだまだ度量が足りないのか、蘭丸さんが暴挙?(蘭丸さんごめんなさい)に過ぎるのか、楽しく拝見するのみです。
私のメインターゲットになっているカミキリムシの場合は、小さいといっても 5ミリ位はあるので『ちょっと試してみましたぁ』のレベルでなんとか太刀打ちできちゃうので助かってます。
さて、作例をご覧ください。以下リサイズなし、中央部トリミングです。
(写真の品位、ライティングは無視してご覧くださいね)
腕時計のローレット部@105MC最短距離(等倍までのマイクロレンズ)
同上@Nikkor28mm逆向き。画像の左右幅は2.5ミリほどになります。
アオハムシダマシの頭部@105MC最短距離
同上@Nikkor28mm逆向き。
いかがですか?
一眼レフカメラと短焦点のレンズをお持ちの方は、リングひとつ買い足すだけで拡大撮影の世界に突入できます。
えっ? 持ってないからカンケイネェ?
そんなこと言わず、次は一眼レフ買っちゃってください。日本のデジタル一眼は、どれでも世界遺産的な素晴らしさを享受できます。ハイ。
等倍以上の撮影ですが、カメラ付属のポップアップスピードライトを使っています。それでもケラレていないのは、レンズ逆向きの効果によって被写体までの距離が稼げているからです。
ただ、ピント合わせも辛く、絞りはすべてのデジタルカメラで(多分)自動も半自動も効かないなどの制約もあります。昆虫写真の場合はフィールドよりも標本写真など、室内で活躍してくれそうです。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/101/前と後ろの微妙で楽しい関係
2008/01/17 (Thu.)
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写真:カメラ・レンズ
2008
01
15
寝る前の押っ付け仕事だし、ピンもズレてるし、
いい加減もほどほどにしろって写真になってしまってますが、
それなりに違いは出るようです。
今回も被写体は、手元にある虫体では多分一番厄介な、アオハムシダマシ君です。
レンズはMCNikkor105mmで、最短距離でポップアップスピードライトで撮ってます。
で、上から順番に
【1】補助具は何も使ってません
▼
【2】ファイルの敷居になっていた、半透明の多分塩ビ系の板を
レンズ先端位に立てたもの
▼
【3】DV袋をざくっとスピードライトに被せました
▼
【4】プラ板(田宮0.3mm)をフィルターリング一に立てたもの
何もしないものが、それほど目茶目茶にならなかったのは
撮影距離が稼げたからではないかと思います。
自分の中では、
♪:DV袋は常に持ち歩く
♪:プラ板の装着方法を簡単になるように工夫して
できるだけ持ち歩く
♪:室内では、光の“まわり”を工夫する
という方向で、ほぼ結論は出てるんですが・・・・
それじゃあ、悪戯するにも面白くないので、
春までに時間をかけて、あれこれ遊んでみます。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/100/あやしい参考(散光)試し取り
2008/01/15 (Tue.)
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写真:カメラ・レンズ
2008
01
13
久し振りに MADE IN JAPAN の文字を見ました。
精密な商品でも初期から数ロットを終え、品質も安定してくると
海外生産に移行する商品が増えているみたいです。
こいつは、発売から大分立ちますがEDガラスを使っているからなのか
まだ国内生産を続けているようです。
確かにまだこの硝材は熔解段階から特殊な管理が必要だからかにゃあ??
虫の試写はいずれWeb Siteで・・・・・
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/98/じゃぱんめいど
2008/01/13 (Sun.)
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写真:カメラ・レンズ
2007
12
28
汚れていますが、アオハムシダマシです。
普遍的にいて、シーズン中は狙っていなくても必ず何度か出逢います。
しかし、小型であること、表面の凸凹が非常に激しく、また非常な金属色の輝きのためか、これほど難しい被写体もなく、まともな写真を撮ったことがありませんでした。
自作ディフューザのテストを兼ねて、あれこれ試している最中ですが、
プラ板が非常に良く合うことが判りました。
普段あまり虫と接しておられないみなさま、こんな美しい虫が、初夏になると身近に見られます。散歩される時には少し立ち止まって路傍の花も覗いてみてください。
追補:
それから、まだ試していないのですが、同じようにDV袋を使っても
蘭丸さんはケラレず、私はケラレてしまう。なぜだろか?
考えたところ、蘭丸さんはDV袋を大きなまま、すっぽり被せていて、
一方の私は、少し下を切り詰めていました。まだ屋外で使ってもいない
くせに、風の影響を考えたのですが、サージカルテープなどで簡単に
止めれば済むことでした。
つまり、DV袋のディフューザの高さが蘭丸さんの方が明らかに高い
わけで、不繊紙の散光も高い位置からも出ているはずです。
なので、次の実験(何を大袈裟な!)はポップアップスピードライト
を散光させるためのDV袋の高さとケラレについての考察、、、、、
とバカボンパパの卒論のようになる予定です<(_ _)>
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/88/初めて撮れたアオハムシダマシ
2007/12/28 (Fri.)
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写真:カメラ・レンズ
2007
12
27
愛機D200でありますが、
決して風邪を引いているわけではありません。
ポップアップスピードライトにマスクをして
簡易ディフューザに出来ないかと思ったわけです。
ご覧の通りの不細工加減ですが、効果はあります。
60ミリレンズなので、ケラレは出ますが、あるとなしではまったく違います。
あまり風情のいい姿ではありませんので、大上段からお薦めしませんが、光り物の撮影では後で悔やむより使った方が吉です。
ヒントは蘭丸さんのDV袋(『どめすてぃっくばいおれんす』ではありません、『でじたるばぁせたいるでぃすく』、であります、念の為)でした。あの素材をどう使うのかあれこれ試行錯誤してみましたが、うまく納まらず、Weblogで質問させていただいたところ、メールをいただきまして、なんと袋のまますっぽり被せてしまうというのです。不繊紙の部分だけを工夫して取り付けることばかり考えていた私は、眼から鱗が落ちまくりました。
で、さっそく手持ちの袋をジャケットのポケットに入れ、ふと見ると使い捨てマスクが目に入ってしまったわけです。これも案外使えるかも、と思って試したところ、結構使えまして、その恥ずかしい姿を晒すことになったのでありました。
蘭丸さんのWeblog
▼
【一日一蟲】
DV袋に補助ライトを使ったニジイロクワガタは涙ものです。
ヘラクレスもなかなか良い艶を残してギラつきが取れてます。
光り物の写真で苦労されいらっしゃる方は必見です。
蘭丸さま、ご親切にどうもありがとうございました。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/87/カメラが風邪引いた?
2007/12/27 (Thu.)
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写真:カメラ・レンズ
2007
12
24
クリップでプラ板を挟んだだけのチョー簡単なディフューザですが
これを使ってアオオサムシの標本を撮ってみました。
(標本の出来については不問が前提です、念の為)
ディフューザなし
▼
ディフューザあり
▼
念の為、今回の構成などの詳細については
→ 【こちら】にアップしてあります。
(リンク先はしばらくすると更新されてしまいますので、ご了承ください)
予想以上に使えそうな感触なので、
もう少し工夫してまたご紹介いたします。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/85/簡易ディフューザかも
2007/12/24 (Mon.)
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写真:カメラ・レンズ
2007
12
21
※すみません、今回は写真のファイルサイズをちゃんと縮小していません。拡大に時間掛がかるかも知れません。
POP立てとでもいうんでしょうか?
こぉ〜んなものひとつあると
こぉ〜んなものが
▼
こぉ〜んなふうに
▼
撮れてしまいます。
ただいま、メモ用紙、0.3ミリプラ板を試しましたが、アオオサの偽色が(擬色でしたっけ?)ぐっと減りました。作例にした時計のローレット写真は、プラ板を使用してほぼ最短距離で撮影しましたが、ポップアップスピードライトにありがちなケラレ(画面下側のレンズ鏡筒の影)も無くなり快適です。
いずれ、蘭丸さんお薦めのDV(CD)袋など、いろいろ試して、詳しい仕組み(って、挟んで立てるだけですってば)などもご紹介させていただきます。
※ 市販のものよりも良い結果も期待しているんですが、市販品を知らないので・・・
多灯システムが理想ですが、それはコスト的にも、
機動戦士ラムだっちゃ!的にも無理なので
将来の夢として、まず及第点を目指します。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/84/市販に負けないDIFFUSER?
2007/12/21 (Fri.)
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写真:カメラ・レンズ
2007
08
24
ニコンがハイエンド一眼を発表しました。
▼
NikonD3
これまでもハイエンド機はCMOSでしたが、今回は35ミリサイズをカバーする大型素子で、APC専用レンズを装着すると、クロップしてくれるので、レンズの焦点距離をそのまま使えるということになるらしいです。
欲しいけどナア・・・・中級機3台分弱だし、その中級機(D200)買うのも相当迷ったし、これから出る中級機もCMOSで魅力的。だけどそれならまだまだ200から買い替えるには勿体ない。でもいずれ買い替えるなら、思い切って。そんなこと言ったって実際拙いWeb Siteで使う程度のものに使う方こそ勿体ない・・・・いつもの物欲のループが始りました。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/41/手にすることはないかも知れないけれど
2007/08/24 (Fri.)
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写真:カメラ・レンズ
2006
09
26
カメラもすっかりデジタルメイン、ではありますが、1971年に買ったニコンF、メカはまったく壊れず、すっかり元気です。それでも出る幕ありません。久し振りにKRで撮ってみたら、36枚で3千円以上掛かっちゃうんですね。驚いたなあ。
でも、このカメラの設計思想は最新のデジタルに引き継がれている部分も多く、そういう技術者の思いというか、匂いを感じられるので、手放せません。
ソニーが一眼を出しましたがちょっと心配です。... snip ...
一眼レフを買おうと決心した当時、ニコン(ニッコール;日光)にするかミノルタ(ロッコール:六甲)にするか迷いました。3年も。そう、高校生でお金がなかったから、たっぷり迷いながらウォッチしてました。カメラ一台で3年、今思えば楽しい時間でした。キャノンはもう友達が持っていたのと、ペリクルミラーやめちゃったので、なんとなく候補落ち。ペリクルミラー、デジタルで復活できないもんでしょうかね。撮像素子のゴミ対策も解消しますし、ミラーショックがなければ、高密度になってますます深刻な手ぶれも減る。手ぶれ防止機構とか、そういうので逃げるんじゃなく、その上で追加してあげるっていう思想が欲しいなあ。ニコン、キャノン、アサヒにはHondaの触媒採用と同じようなステップを踏んで欲しい!と願ってたりします。
おっとと、脱線脱線。ペンタックスはスクリューマウントで絞り込み測光。シンプルで使いやすかったですが、これも友達が買っちゃって・・・ともあれ、ロッコールはレンズの表面反射が奇麗で標準の1.2はレンズ性能がF2クラスより劣ったとしても欲しくなる逸品でした。結局ニコンだけが高かったこともあって、私の友達がだれも買わず、ミノルタと共に私の選択肢に最後まで残ったのでした。失礼ながらソニーになったミノルタに魅力は感じてませんので、こうなってみると正着だったと思っています。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/1/愛用から愛蔵へ?
2006/09/26 (Tue.)
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写真:カメラ・レンズ