2025
10
31
ヒゲナガカミキリ雌_250907a-d
Higanaga-Kamikiri
A kind of flat-faced longhorn beetle in Chichibu city, Saitama prefecture, Japan.
[ Monochamus grandis ]
鞘翅目(Coleoptera)カミキリムシ科(Cerambycidae)フトカミキリ亜科(Lamiinae)ヒゲナガカミキリ族(Lamiini)ヒゲナガカミキリ属(Monochamus)
オオトラカミキリを狙ってモミ(樅)を探索した際に出会ったヒゲナガカミキリの雌です。初遭遇ではありませんが、なかなか迫力のある姿をしています。

体長は4cmほどで、擦れていますが同時に確保した雄に比べると色味も残っていました。欠損はありませんが、だいぶ擦れていて、小楯板と前胸背外側突起の後半部から伸びる黄金色の模様(毛)は確認できるものの、エリトラ(elytra:翅鞘)がかなりテカっています。

ヒゲナガカミキリ族の『族長』的存在です。日本最大と言われるシロスジカミキリ並の大型種で、特に大型の雄は、触角を含めると国内最長ではなかろうかという程迫力があります。

雄の触角:体長✕2.5~2.8倍
雌の触角:体長✕1.2~1.3倍
体長:26~49mm
食樹:モミ、トウヒ、ツガ、マツ等
分布:北海道、本州、四国、九州
時期:6~9月
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2774/ヒゲナガカミキリ雌_250907
2025/10/31 (Fri.)
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カミキリムシ
2025
10
27
ヒゲナガカミキリ雄_250907a-c
Higanaga-Kamikiri
A kind of flat-faced longhorn beetle in Chichibu city, Saitama prefecture, Japan.
[ Monochamus grandis ]
鞘翅目(Coleoptera)カミキリムシ科(Cerambycidae)フトカミキリ亜科(Lamiinae)ヒゲナガカミキリ族(Lamiini)ヒゲナガカミキリ属(Monochamus)

オオトラカミキリを狙ってモミ(樅)を探索した際に出会ったヒゲナガカミキリの雄です。
初遭遇ではありませんが、大型の個体で、長大な触角にあらためて驚かされました。
体長は5cmほどで触角は14cmほどありました。
欠損はありませんが、擦れが激しく、本来は小楯板と前胸背外側突起の後半部から伸びる黄金色の模様(毛)が見えません。

ヒゲナガカミキリ族の『族長』的存在です。
日本最大と言われるシロスジカミキリ並の大型種で、特に大型の雄は、触角を含めると国内最長ではなかろうかという程迫力があります。
雄の前跗節が毛深くて驚きました。
雄の触角:体長✕2.5~2.8倍
雌の触角:体長✕1.2~1.3倍
体長:26~49mm
食樹:モミ、トウヒ、ツガ、マツ等
分布:北海道、本州、四国、九州
時期:6~9月
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2773/ヒゲナガカミキリ雄_250907
2025/10/27 (Mon.)
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カミキリムシ
2025
10
25
ユキノシタ・雪の下_250527a-d
Yuki-no-Shita
Strawberry Geranium in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Saxifraga stolonifera ]
ユキノシタ目(Saxifragales)ユキノシタ科(Saxifragaceae)ユキノシタ属(Saxifraga)

我が家のユキノシタです。
引っ越して来て以来、毎年咲いてくれているのに甘え、ついつい花期を逃してしまっていました。



毛深く厚い葉を持ち、独特な可憐な花を咲かせます。
全国に広く分布し、沢沿いや雑木林の湿った場所に生育する多年草で、走出枝(そうしゅつし:ランナー/Runner) による栄養繁殖もします。
公園や家庭でもよく見掛け、我が家にも引っ越した当時からあって、毎年花を楽しませてくれます。
虎耳草、鴨脚草、その他多様な表記がされ、イドクサ、コジソウとも呼ばれるようです。
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
※
英語圏では『Strawberry Geranium』、『Strawberry Begonia』などと表記されるようですが、日本語で『ストロベリーゼラニウム』、『ストロベリーベゴニア』とすると、まったく別の園芸品種に化けますw。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2772/ユキノシタ・雪の下_250527
2025/10/25 (Sat.)
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植物
2025
10
19
チュウゴクアミガサハゴロモ(幼虫)_250521a-c
Chuugoku-Amigasa-Hagoromo(Nymph)
A kind of Ricaniid Planthopper( nymph ) in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Pochazia shantungensis ]
[ Ricania shantungensis ](※英語版Wikipediaではシノニムとして掲載)
※国内出現から日が浅いからか国内サイトでは学名表記に差が見られます。
(一部?)公共団体、博物館では学名欄に[ Ricania shantungensis ]が使われていました。
半翅目(Hemiptera)ヨコバイ亜目(Homopter)ハゴロモ科(Ricaniidae)

ご近所のレッドロビンにいたチュウゴクアミガサハゴロモの幼虫です。

成虫はアミガサハゴロモに似ていて、その翅を茶褐色にしたように見えます。
注意して見れば、色だけでなく、白斑の形が違うなどで見分けられます。
中国原産とされ、国内では2017(平成29)年に大阪で確認され、その後急速に分布を広げています。
広食性で各種果樹や園芸植物に付きます。
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2771/チュウゴクアミガサハゴロモ(幼虫)_250521
2025/10/19 (Sun.)
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半翅目/亀虫・蝉
2025
10
09
チュウゴクアミガサハゴロモ_250928
Chuugoku-Amigasa-Hagoromo
A kind of Ricaniid Planthopper in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Pochazia shantungensis ]
[ Ricania shantungensis ](※英語版Wikipediaではシノニムとして掲載)
※国内出現から日が浅いからか国内サイトでは学名表記に差が見られます。
(一部?)公共団体、博物館では学名欄に[ Ricania shantungensis ]が使われていました。
半翅目(Hemiptera)ヨコバイ亜目(Homopter)ハゴロモ科(Ricaniidae)
夜の玄関に蛾がやって来たと思ったんですが・・・
残念ながらあちこちで数が増えているようです。
アミガサハゴロモに似ていて、その翅を茶褐色にしたように見えます。
注意して見れば、色だけでなく、白斑の形が違う(本種はかつ半透明)などで見分けられます。
中国原産とされ、国内では2017(平成29)年に大阪で確認され、その後急速に分布を広げています。
広食性で各種果樹や園芸植物に付きます。
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2770/チュウゴクアミガサハゴロモ_250928
2025/10/09 (Thu.)
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半翅目/亀虫・蝉
2025
09
23
オオスカシバ_250518a-b
Oo-Sukashiba
Pellucid hawk moth in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Cephonodes hylas ]
[ syn. Sphinx hylas ]
鱗翅目(Lepidoptera)スズメガ科(Sphingidae)ホウジャク亜科(Macroglossinae)
なんとなく視線を感じて見上げると、オオスカシバが休んでいました。
時期的には早いのですが、翅の痛みが激しく、身近にある自然の厳しさも感じられます。
透明な翅が特徴的ですが、羽化直後は鱗粉に覆われています。
スキバホウジャク(透翅鳳雀蛾)の『拡大コピー』と言えるほどよく似ていますが、分類上は属が異なります。
ホシホウジャクなどはハチドリのようにホバリングしながら蜜を吸いますが、本種は前肢を花弁に掛けて安定を保ちます。
※常用レンズでは届かなかったので、ズームレンズでの撮影となりました。
Nikon D800E
AF Zoom-Nikkor 28-80mm f/3.3-5.6G
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2769/オオスカシバ_250518
2025/09/23 (Tue.)
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鱗翅目/蛾・蝶
2025
09
22
ブドウスズメ_250518a-b
Budou-Suzume
A kind of Sphinx Moth in Kashiwa city, Chiba prefecture, Japan.
[ Acosmeryx castanea ]
スズメガ科(Sphingidae)ホウジャク亜科(Macroglossinae)
ブドウスズメが我が家のブロック塀で休んでいました。
幼虫はブドウ科の植物に付きます。
ハネナガブドウスズメに似ていますが、羽(前翅)の模様で識別できます。
ご参考:ブドウスズメの識別ポイント
Nikon D800E
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2768/ブドウスズメ_250518
2025/09/22 (Mon.)
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鱗翅目/蛾・蝶
2025
09
22
スジクワガタ 雌雄の違い
Suji-Kuwagata( Differences between males and females. )
A kind of stag beetle from Chichibu city, Saitama prefecture, Japan.
[ Dorcus striatipennis ]
クワガタムシ科
熟私的なスジクワガタの雌雄の違い雌雄の見分け方
雌は左下の個体だけです。頭楯の形を比べてみてください。
雄の小歯型と雌は時に見分けにくくなりますが、ご覧の通り頭楯の形が違いますので、迷ったら頭楯をチェックしてみてください。
前肢脛節の曲がり方と幅も違いますが、単独で見たときには頭楯が判り易いと思っています。
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2767/スジクワガタ 雌雄の違い
2025/09/22 (Mon.)
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鞘翅目/甲虫
2025
09
20
酷暑を乗り切ったホトトギスにルリタテハの赤ちゃんが5頭ばかり取り付いていて、ばりばりと食べてました。
奥さんも仕方ないとOKしてるので、このまま食事を続けて貰いますが、元気なのは残り数株しかなく、果たして足りるでしょうか????
この秋の花は期待できそうもありませんw
蛹化後の葉の回復に期待することにします。




ご参考:
ルリタテハのアルバムページ
http://jidaraku.blog.shinobi.jp/Entry/2766/ルリタテハの幼虫_250920
2025/09/20 (Sat.)
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鱗翅目/蛾・蝶